2008年05月06日

休みだけど

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準備中の記事がちっともはかどらないうちに、どんどん日数だけが過ぎていってしまいます(汗)

このままだとホントに忘れられてしまうので、違う話を先に書いておきましょう。


さて、連休も残り僅かですが、皆さん如何お過ごしですが?

旅行中の人もいるでしょうが、そういう人は今日この記事を読んではいないでしょうから、今回は今日家でこの記事を読んでいる皆さんに。


皆さん、連休中、筆を持ちましたか?


「え〜っ!?せっかくの休みなのに・・・」

と思った人も多いかもしれませんね。


この話、あくまで

「理想としては」

という話ではありますが、休みだろうが何だろうが、全く筆を持たない日というのはあってはいけません。


「え〜っ!?」

って、だから理想としてはですよ(笑)


旅行に行く時にわざわざ筆を持っていく人など殆んどいないでしょうし、風邪をひいて寝込んでいる時にはなかなか書けないでしょう。

ですが、どのような理由があろうとも、あなたの体はそんな言い訳は一切聞いてくれませんから、全く筆を持たずに過ごした日というのは、その分だけ体を鈍らせます。

1日持たなければ1日分、3日持たなければ3日分、1週間持たなければ1週間分、体は正直にその分だけ鈍ります。


ところがここまで読んだところで、こう思う人もいるはずです。

「私はもともと毎日なんて書いてないから、そういう場合には関係無いんじゃないの?」

確かにその通りなんですが、そういう場合、そもそも毎日書いていないという点からして理想とはかけ離れているわけですから、残念ながら今回の話には最初から当てはまりません。


話を元に戻しましょう。

書に於ける身体的技術練習というのは、多くの人が、それを向上させる為の練習と思っていますね。

実はそれとは別にもう一つ、現状維持の為の練習というのもあります。

現状維持というと随分と消極的なイメージに聞こえるかもしれませんが、それまで磨き続けてきた感覚を全く鈍らせる事無く維持し続けるというのは、初学者の人達が思う程簡単な話ではありません。


繰り返しますが、筆を持たずに過ごした分だけ体は鈍ってしまいます。

毎日筆を持っていれば最初の5分間で昨日と同じ状態までつなぎ直す事が出来た神経回路も、例えば3日間休んでしまうと5分間ではつながらなくなり、1週間休んでしまうとちょっとやそっとでは1週間前の状態にまで戻ってくれなくなってしまいます。

こうなってしまうと、技術を向上させる為の練習の前に、鈍っていた分を取り戻すだけでもとても大変な思いをする事になってしまうので、私達は余程の事が無い限り、毎日必ず筆を持ち、最低でも昨日と同じ水準にまでは自分の体を戻しておくのです。

向上させる為の練習などというのはその後の話です。

先ずは昨日辿り着いた水準に今日も再び立ってこそ、その上に今日の一歩分を上乗せする事が出来るのですから。


「『身体的技術』ばかりが書ではないだろう」

という意見はもっともではありますが、

「『身体的技術以外』ばかりが書ではない」

というのも、また事実です。


技術に於ける私の考え方の一端は以前このブログでも書きましたので、ここでは繰り返しませんが(「技術って本当にいらないの?」「技術って本当にいらないの?その2」の回参照)、とにかく

「『身体的技術』ばかりが書ではないだろう」

などと簡単に言う人に限って、あれこれと理由を付けては(言い訳を見つけては)筆を持たずに日々を過ごしていたりするものです。


「何が何でも毎日書きなさい!!」

と言いたいのではありません。

「書かないのは一向に構いませんが、あなたが思っている以上に、自分の体は正直ですよ。」

と言いたいのです。


さて、今夜私は久しぶりに酒を少しだけ飲みました。

普段は息子の夜泣きに対応出来なくなるので一切飲まない事にしているのですが、今夜は少しだけ飲みました。

それでもふと気が付くと一日全く書いていなかったので、ほろ酔いでしたが筆を持ちました。

ほろ酔いだったので、神経回路がつながり始めるまでにいつもよりも随分と時間がかかってしまいましたが、何とか昨日の水準にまでは戻す事が出来ました。

今日一日、新たな一歩を積み上げる事は出来なかったのかもしれませんが、最低限、昨日の水準を維持する事だけは出来たと思います。


明日はどんな一日になるでしょうか。

新たな一歩か、現状維持か。


それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道
posted by 華亭 at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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