2008年04月11日

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このブログも地味ぃに続けてきていますが(笑)、それでも続けていると、いつの間にか記事数もとっくに100を越えて随分な量になりました。

こうなると自分でも、今までに何については書いていて、何については書いていないのか、はっきりしなくなってきますね。

最近、内容が重複する事を気にするのはやめにしたので、かなり気が楽になりました。

単なる開き直りと言えばそれまでですが(笑)


さて、これだけ記事が増えると、毎日アップしていなくても、検索エンジンからこのブログにいらっしゃる方もそこそこ増えてくるようになりました。(それに甘えて更にサボりがちになるという話もありますが・・・)

アクセス解析の検索ワードを見ると、皆さんがどのような言葉からここに辿り着いたのか分かるわけですが、そこに実は、興味深い結果が見て取れるのです。


ここで問題です。

このブログに辿り着いた方が検索していた言葉の中で、最も多かったものとは一体何でしょう?

















引っ張り過ぎですか?(笑)



答は『集字聖教序』です。


「なぁ〜んだ、平凡だな。」

と思われたかもしれませんね。


集字聖教序』は以前のこのブログでも「臨書のすすめ 行書」として取り上げた事がありましたが、初めての臨書学習がこの『集字聖教序』だったという人も多いのではないでしょうか。(私もそうでした。)

それくらい有名なものですし、人気もあるのでしょうから、王羲之を学ぶ時の筆頭に挙げられやすい1本なのだと思います。

だからこそ、「臨書のすすめ 行書」でも、先ずはこれを挙げたのですが・・・


最近、検索ワードの上位に必ず『集字聖教序』とあるのを見ると、何とも複雑な気分になります。


それは、「臨書のすすめ 行書」として先ずは挙げてしまった私自身も含めて

「それって安易だったりしないのかい?」

という思いです。


勘違いしないで欲しいのですが、ここで安易ではないのかというのは、それを学んでいる人達の事ではありません。

学ばせている側の話です。


集字聖教序』が行書の学習として非常に適している事は言うまでもありません。

その豊富な文字数だけを考えても、テキストとして格好の素材ですし、拓本でありながらもその文字は比較的鮮明ですから、とても扱いやすいと言えるでしょう。

初学者が臨書学習の最初の1本として手にする場合が多いであろう事も十分に想像出来ます。


ところが、なのです。


この『集字聖教序』、集字ものとは言っても、そこは痩せても枯れても王書ですから、本来はそれ程簡単に一筋縄でいくようなシロモノではありません。

「試食」で『喪亂帖』を扱った時にも少しだけ触れたとおり、王書は決して真正面を向いた端整で分かりやすい字などではありません。

それどころか、その書姿はねじれて歪み、曲がって倒れかけている場合すら少なくありません。


どこがいいのやら?」の回でも書いたとおり、初学者の目にはその姿は単に

「何だこれ?曲がってるよ!どこがいいのやら?さっぱりわからん。」

としか映らないようなものなのです。


しかし、そのねじれて歪み倒れかけているだけのように見える書姿が実は絶妙のバランスを保っているのだという事に、「倒れかけている」ように見えたものも決して「倒れてしまっている」わけではないという事に、「その姿だからこその美しさがあるのだ」という事に気付いたその時にこそ、王書の価値が見えてくるのです。

ですが、その意味を本当に理解するには、相当に鍛えた「見る目」が必要だと言って良いでしょう。



このように考えていくと、『集字聖教序』は確かに行書学習の典型として、今でも最もよく学ばれているものの一つなのでしょうが、実はそこに落とし穴があるような気がするのです。



思っていたよりも話が長くなってきたので、この続きは次回に。

ちゃんと間を空けずにアップしますから(笑)

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道
posted by 華亭 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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