2007年10月14日

墨を付ける前に

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さて、今回は墨の付け方について少し考えてみたいと思います。


「墨の付け方について」

と言っても、正確には

「筆に墨を含ませる量」

についてですが、ここでは簡単に「墨を付ける」と書きます。



「もうちょっと墨を付けて書いて」


添削を受けていて、先生からこのように言われる場面というのは、よくあると思います。

この何気無い場面、一つ、問題が隠れています。



例えばあなたは今、一枚書き終わったところだとします。

そこであなたは先生の言葉を思い出しました。


「もうちょっと墨を付けて書いて」


そこであなたは、次に書く一枚は今書き終わった一枚よりも墨の量を増やして書こうと思いました。


さて、さっき筆に墨を付けた時、どのくらいの量の墨を付けたか、ちゃんと覚えてますか?

「当たり前だろ」

と思った人は何の問題もありません。

次の一枚はさっきより多く墨を付けて書いて下さい。


「?」

と感じたあなた。

あなたこそが今回の話の主役です。


「墨を増やして書こう」

と簡単に言いますが、増やすためには自分がさっきどのくらいの量の墨を筆に付けたのか覚えていなければなりません。

そうでなければどのくらい墨を筆に付ければさっきよりも増えたことになるのか判断出来ないからです。


再び

「当たり前だろ」

と思った人にあらためて質問します。


筆に墨を含ませただけで、果たして本当にそれが判断出来ますか?

少しだけ増やした墨の量を感じる事が出来ますか?


「さっきより増やす」

「さっきより減らす」

と言葉通りに墨を増減する為には、「さっきの量」を、筆に墨を含ませる感覚として、しっかり把握出来ていなければならないのです。


この当たり前の事が出来ていない人、実はとても多いんですよ。


何故か?


続きは次回に。

それまでに皆さんも考えてみて下さいね。

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道
posted by 華亭 at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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