2007年05月05日

向き不向き

これまでの記事の一覧はこちらへ
記事の一覧です

通信添削についてはこちらへ
通信添削について』

メールによる御質問はこちらのアドレスへ
nonbirishodo@mail.goo.ne.jp

----------------------------------------------------------

今回は「才能」について考えてみましょう。

実はこのテーマ、ずっと前から書こうと思っていたんですが、書き始めると話がまた長くなってしまいそうなので(苦笑)ついつい先延ばしになっていました。

でも、大事なテーマですので、頑張って書きたいと思います。

いつも以上に皮肉っぽい愚痴交じりの内容になってしまうと思いますので、覚悟の上お読み下さい(笑)


以前「一番困る質問」の回でも書きましたが、私は才能という言葉の使われ方が大っ嫌いです。


「才能」とは何でしょうか?

人によって意見は様々でしょうが、私の中では答えははっきりとしています。


「努力では補えないもの」


ホントはこれだけで終わりにしたいのですが、そうもいかないので(笑)


「誰にでも才能は備わっている」

というような言い方をする人がいますが、そんなのは嘘です。

「努力さえすれば」

みたいなことを言う人もいますが、これまた嘘です。


どれ程努力してもどうしても補えないもの。

それが才能です。

裏を返せば、努力で補える程度のものを、私は絶対に「才能」とは呼びません。


こんな事を言うと

「それじゃ、いくら努力しても無駄なんだ」

と早合点してしまう人がいますが、そこが一番大きな問題です。


階段が100段あるとしましょう。

その100段までは努力さえすれば上る事が出来ます。

但し、ちょっとやそっとの努力では上りきれません。

気が遠くなるような努力の積み重ねがあって、初めて到達出来る高さです。

その高さまで到達した者にだけ見る事が許されるそこからの景色は、自分の人生を賭すに値するだけの素晴らしい景色です。

そして、それ以上はどれ程努力しても上る事は出来ません。

階段はそこまでしかないのですから。


しかし、ないはずの階段を、上りきったはずの階段を、更にもう1段上る事を許された人、換言すれば「更なるもう1段を上る為の努力を許された人」がいます。

無いはずの更なる1段、それこそが才能の有無なのです。


ところが、殆んどの人は、目の前の階段を10段20段程度しか上ろうとしません。

と言うよりも、その程度を上る為の努力しかしようとしません。

そして、残りの80段90段を見上げては

「自分には才能が無いから・・・」

とつぶやくのです。


つまり、世の中で「才能」という言葉が使われる時、それは努力をし切れない自分に対する言い訳として使われている場合が殆んどだと思うのです。


「自分は向いてないから」

「自分には才能がないから」


私が書を教えている教室でもよく耳にするセリフですが、こういう人達は、向き不向きや才能の有無を判断出来る程の才能が、自分自身にあるとでも思っているのでしょうか。

こういう人達にかぎって、

「忙しくて書く時間が無かった」

「腕が痛くて」「腰が痛くて」

「暑くて」「寒くて」

と、一年中言い訳ばかり繰り返しています。


その挙句に自分よりも書けるようになった人を見ると

「私には才能が無いから、いくら書いてもちっとも上手くならない。いいわねぇ、あなたは。」

と羨ましがったりします。


「いくら書いてもちっとも上手くならない」

のではなく、言い訳ばかりして

「ちっとも書かないから上手くならない」

だけの話です。


それなのに

「どうしたら上手になるのか?」

「上達するためのコツは?」

と、質問を繰り返すのですから、正直言ってまったく手に負えません(苦笑)


やっぱり愚痴っぽくなってきました(苦笑)

今回はとりあえずここまでにして、一度頭を冷やしてから続きは次回にします(笑)

それではまた。

----------------------------------------------------------

初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

nonbirishodo@mail.goo.ne.jp


定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。
ラベル:書道
posted by 華亭 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック