2012年06月25日

アプローチの違いに関する考察。その5

これまでの記事の一覧はこちらへ
記事の一覧です

通信添削についてはこちらへ
通信添削について』

メールによる御質問はこちらのアドレスへ
nonbirishodo@mail.goo.ne.jp

----------------------------------------------------------
独学の皆さん、大変お待たせ致しました。(汗)

今回のテーマを独学の皆さんに当てはめて考えてみると、自分自身がA、B、どちらの傾向に沿って学んでいるのか、という問題として捉える事が出来ます。

換言すれば、自身が学ぶ上での意識の優先順位の問題です。

その4で書いた、Aの

1・書を楽しむ
2・書を学ぶ

なのか、それともBの

1・書を学ぶ
2・書を楽しむ

なのか、という話ですね。


そもそもこのブログの読者の皆さんというのは、傾向としてはBに近い人達が多いのではないかと想像しています。

完全にBの立場から書かれているこのブログに共感して頂いているのだとすれば、それはやはり皆さん自身がAではなくBであるからだと考える方が妥当でしょうから。

だとすると、「Aしか知らない人達に伝えたい」という私の意図はなかなか叶わないという事になってしまいますが、それはそれ、今の話の中心は独学している皆さんですので。


さて、皆さん自分自身を考えてみるとどちらに近いでしょうか?


「私はAかなぁ。」

と思ったのでしたら、話は簡単です。

前回までに書いたような「Bという進め方もある」という事実を、よ〜く覚えておいて下さい。

その事実を知った上で、自分がどうするのか、という事については、私が口出しすべき問題ではありませんので、皆さん各自が自分自身で選択すれば良いのだと思います。

Aを選択したとしても、これからもこのブログは御贔屓に。(と、さりげなく宣伝も忘れない)


意外に思われるかもしれませんが、本当に問題なのは、

「私はB」

と思っている人達です。

「Bと思っているなら問題無いんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、実は、自分ではBと思っていて、普段の練習でもBの進め方をしていると思っているにもかかわらず、実情がAになってしまっている、という「隠れA」とでも呼ぶべき人が極めて多いのです。

「人を隠れ肥満みたいに言うな!」

と叱られそうですが、本人にその自覚が全く無い、という点では正に共通していますので御勘弁を。


隠れ肥満の事はさておき、何故「隠れA」という状態が起きてしまうのかについて考えてみましょう。

「隠れA」かどうかにかかわらず、「自分はB」という自覚のある人は、例えば古典の臨書をするにしても、「ただ何となく書いてみる」といったような態度ではなく、「出来るだけ古典に忠実に迫ろう」という姿勢で望んでいるのだろうと思います。

前回までの話で言えば、「詳細な視点」を意識しながらの練習を心がける、という事になるわけですが、ここで独学ゆえの問題が生じます。


自分が書いたものに対する客観的な視点の絶対的な不足です。


前回までお話してきた「詳細な視点」というのは、先生からの「段階に応じた細かな指摘」という客観的な視点の存在を伴ってすら、その獲得、蓄積醸成は容易な事ではありません。

「段階に応じた細かな指摘」を受け続けていたとしても、そう簡単にはいかないのですから、それを自分1人の視点だけでやろうとすれば、その難しさが桁違いに増してしまう事は避けられません。


これまで私の通信添削を受けた事のある皆さんの中には、独学の人もそうではない人もいらっしゃいますが、どちらの皆さんも、最初はそれまでの自分の学び方について、完膚無きまでに叩きのめされたような思いをしたはずです。

要はそれだけ皆さんの視点が甘かったという事なのですが、「良薬口に苦し」である事を信じて、いつも敢えて遠慮せずにダメ出しをさせて頂いてきました。

幸いな事に、私の苦言がきっかけとなり、その後の学書の姿勢がガラッと変化した人も少なくありません。


しかし、これまでずっと独学を続けてきた人の場合、ダメ出しをされる機会自体が無いのですから、

「御自身ではBのつもりかもしれませんが、残念ながら、実際にはAと何ら異なるところがありません」

と、指摘してもらう事のないまま、時を重ねてしまう事になります。


「詳細な視点の不足」を更に分かりやすく言えば、「観察眼の不足」という事になります。

それは手本を見る際にもそうですし、自分の書いたものを見直しす場合にもそうです。

「自分では細心の注意を払って見ているつもりでも、実は肝心なところがちっとも見えていない」

という状態です。

つまり、自分の目だけではいつまで経っても「肝心なところ」が何処なのかが分からないし、気付く事が出来ない、という事なのですが、更にもとを辿れば、「分からないし気付く事が出来ない」、という事実そのものにそもそも気付いていない、という状態だと言えるでしょう。

その結果、本人にはそんなつもりなど全くなくとも

「ただ何となく手本を見て何となく書いている。でもそれで十分楽しい。」

といった、Aと非常に良く似た学書行程になってしまっているのです。


これは非常に厄介な状態で、なにしろ本人は自分がそんな状態であるとは夢にも思っていないのですから、なかなか有効な解決策がありません。

自分の目に客観性を持たせる為のヒントは、このブログでもこれまであちこちに書いてはきましたが、当の本人が「私は大丈夫」と思ってしまっているような場合、それらのヒントも馬耳東風でしょうから、正直なところ一方通行のブログでは打つ手がありません。


ん〜、困りましたねぇ(汗)


皆さん1度私の通信添削でも受けて叩きのめされてみると話が早いのですが、ホントに皆さんから一斉にドドドーッと送られてきたりしたら、怠け者の私には対応しきれなくなって途方に暮れてしまうので、この方法は却下です(苦笑)

せめて、このブログで書いてきたヒント(苦言)の数々を、決して他人事とは思わずに、自分自身への言葉として反芻して頂ければ、と切に願います。

書の独学というのは、とにかくそれくらい難しい、という事は忘れないで下さい。


最後は何とも歯切れの悪い話になってしまいましたが、5回に亘ったこのテーマも今回で終わりです。

御蔵入りしていただけあって、話の散らかり方が尋常ではありませんでしたが(汗)、最後まで長話にお付き合い頂き有難う御座いました。

頑張り過ぎた反動でまた放置したりする事のないよう、皆さん祈っていて下さい。(自分で頑張れよ)

それではまた。

----------------------------------------------------------

初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

nonbirishodo@mail.goo.ne.jp


定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:通信添削 書道
posted by 華亭 at 20:55| Comment(12) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ややや、今回のテーマはどうみても私(隠れA)の事が書かれていると思いました。

Aが頭をもたげた時:
古典の名筆は見ているだけで気持ちが良いし、指でまねして、"うーん、味あるなあー"とか、"強烈だなあ"なんて思い、それを筆でまねして、まあまあ似ていたりすると(自分での判断ですが)もう壁に掛けたくなります。

おい、井の中の蛙、井の中から出るな! 
井の中にこそお前の幸せがある


しかし、また本来のBが頭をもたげて起筆の練習を始めるのですが、まず45度に筆を置き、右に4-5cm移動しただけで、どうも、ダメ! 形悪い。墨が紙に食いつかない。穂先が乱れる。何度もやるが、なかなか上手く行かない。はい、練習量がまだまだ少ないという事です。

思いますに、徹底Bだったら、私の練習量だったら横画一本まともに完成させるまでに老人になるんじゃないか? つまり、その完成度を古典の名筆レベルに置いた場合、王さん欧さんと同じ線が書けるには相当掛かるわけです。

そこで、そのハードルをテキトウに下げるのが現実的になる。もう横線はこの辺にして縦線に進もうと。


むずかしいのがこのハードル設定で、私がどこまで望むか、どこまで書を追求したいのか、またどれだけ時間があるか、やる気があるか、などにより非常に微妙なのです。また学ぶ人により実に様々だと思います。


しばらくBをやっていると、また隠れAが目をさまし、そんな横棒ばかり書いていて、どうするんだ?これ見ろよ、って言われてまた古典を見て、上手いねー、まねしてみよう、となります。

つまり、やはり、A+B のミックスが望ましいと思います。楽しさと辛さがテキトウにミックスされるから毎日食べ続けられる。

それで、その配合が、A30:B70が好きな人やA80:B20が適切な人がいて。小学生ならA65:B35? 中学生にもなればもうA25:B75にして、年とってから書道を始める人にはA85:B15かも? 残りの人生も少ないだろうし。もっとも、生粋のBのおばあちゃんにはA5:B95で対応しないと満足しないかも?

勝手な配分、誠に失礼しました。

私は、、、、A40:B60 かな? たぶんBは50以上だと思う。
Posted by nojio at 2012年07月03日 09:48
nojio様
コメント有難う御座います。

(笑)nojio様個人に向けたつもりはありませんよ。
独学している読者の皆さんも、nojio様と同じように感じたかもしれませんね。

バランスの問題、確かにその通りなのですが、「Bは辛」というのは、私がお伝えしたい事とは少し違うように思います。
AとBとでは、そもそもの楽しみの質が違うのです。(優劣の問題ではありません。)
BにはBこその楽しさ面白さがあり、ただそれは、(その4の本文中にも書いた通り)「初学者が最初から実感出来るような類いのものではない」という事なのです。

nojio様はBの進め方に足を踏み入れたばかりですので、「B=辛」という印象ばかりが先に立ってしまったとしても無理もない話ですが、ただ辛いだけなら、私自身、Bになどいられませんよ(笑)

それから、Bの本当の楽しさ面白さに気付くと、自分自身の中でAとBの共存は出来ないであろうと思います。
というよりも、Aの楽しみ方が出来なくなる、という方が適切かもしれません。
その意味では、AとBのバランスというのは本来成り立ち得ないのですが、その辺の話をここで始めてしまうと長くなりますので、そのうちに機会がありましたら添削の中でメールでお話させて頂きます。

それではまた。



Posted by 華亭 at 2012年07月03日 23:55
華亭先生のお話は良く分かります。

その前に、私も"辛"の字を使ってしまったのですが、これはつらいではなく、砂糖の甘いとカレーの辛い(からい)の意味で書きました。それで、カレーばかりでなく、たまにケーキも食べたいな、という程度の感じです、、、ちょっと違いますかね?失礼。


点が完成したら、横棒に進み、横棒が完成したら、縦棒に進むとすると、今なかなか点が完成しないので、横棒に進めない感じです。すると米の字を書くまでにどのくらい掛かるだろうか?とふと思ったものです。


ハイキング、トレッキング、そして山岳登山と進むとして、今私はハイキングの楽しさしか知りませんが、華亭先生のようなプロの方々は山岳登山の楽しさをご存知で、その登山のために日々手足にウェイトつけてランニングをする事がまた楽しいのだと思います。500mmの低山から見る景色と3000m級の山頂からの景色では、優劣はさておき、全く違いますから。

1000mの位置から景色みている登山者に、1500mの位置にいる登山者が、ここへ登ってこい、眺め抜群にいいぞー、と声をかける。

私もぜひその景色を見たいと思って一応 B のスタンスを取って、今ウェイトランニング中。私なりに楽しみを見つけつつ。

ただ、ハイキングが楽しい、それが好き、と思う人もいるだろうと思います。また、1000mくらいの登山を楽しみたいとか。それぞれの楽しみ方と言うか。そういう向きにはAもテキトウに混ぜたりして。

しかし、本当は、やはり、3000m級をめざし、純度100%のBでひたすらはげむべし、と思っています。

しかし、次の問題が私の性格で、こいつがまたくじけ易いんです。自分には無理かな?と思うとやめちゃう所がある。やめるんですが、心の底ではまだあきらめてはいないで、またしばらくすると始めるのです。

長すぎるので、失礼します。

Posted by nojio at 2012年07月04日 08:02
nojio様

残念ながらやはり少し違うようですよ・・・

> 点が完成したら、横棒に進み、横棒が完成したら、縦棒に進むとすると、今なかなか点が完成しないので、横棒に進めない感じです。すると米の字を書くまでにどのくらい掛かるだろうか?とふと思ったものです。

この認識は私がこのブログで申し上げてきた事とは明らかに違いますし、登山の喩えも、それこそnojio様が云わんとされている事は良く良く分かりますが、それでもやはり私の伝えたい事とは違うように思います。

ですが、喩えに対して色々お話しても話がややこしくなるだけで本質からどんどん遠ざかってしまいますし、ここでnojio様を論破する事など私の本意ではありませんので、ここではこれ以上の説明はあえてしません。

nojio様からしますと、
「何だよ〜、もうちょっとすっきりしてから進みたいんだけど」
とお感じになるかもしれませんが、現時点でのnojio様が本当の意味での理解を得るというのは正直申し上げて無理な話ですし、仮に理解出来たと思われたとしても、それは「理解出来た」と思い込んでいるに過ぎません。

この辺りこそが初学者の限界なのであり、初学者が最初に陥りやすい落とし穴でもあるというのが、これまで私が幾度となく目の当たりにしてきた初学者の人達の実情です。

それでもやはり
「ん〜・・・やっぱり納得いかない!」
という事でしたら、改めて説明させて頂きますので、メールにて御相談下さい。(ここでは長くなり過ぎますので)

宜しくお願い致します。


Posted by 華亭 at 2012年07月04日 13:08
いろいろすみません。
短めに。

つまり、2012年4月4日の底上げの事ですね? 

分かっているのですが、どうも横棒が上手くいかないので、縦棒に進んでみるのですが、やっぱり上手くいかないで、また横棒に戻っているんです。情けない状況で。スカッといかない。まあ一言、練習不足、という事になると思いますが。むずかしいものですね。

練習は大体 1--1.5時間/日 x 2-3日/週です。
今、練習時間を再認識してみて、これじゃあ少ないな、と自覚しています。

最後に。
ここにいろいろ書かせていただいているのは、誰か同類が参入してこないかと思いまして。


ホントの最後に。
私もいろいろ書いたりしますので、面倒な時は、

"分かったから、励め。"

と済ませてください。

では、今後ともよろしくお願いします。


Posted by nojio at 2012年07月04日 14:00
nojio様

私もあと2つだけ。

このブログでは度々、書をバイオリンに喩えてきましたが、それを再度思い出して頂ければ、と思います。

まともな音を出す事も出来ずにギィ−ギィ−やり続けて悦に入ったところで、そんなものは音楽にはならない、という話です。

書の場合、バイオリン以上に厄介なのが、まともな音が出せているのかどうかが初学者自身では全く判断がつかないという点です。

よって、自覚の無いままにギィ−ギィ−やって悦に入っている、という事になりがちです。

私がAや隠れAの問題を言うのは、この「無自覚な自己満足ギィ−ギィ−」になる危険性が非常に高いからに他なりません。

バイオリンの初心者がプロの音楽家のような音色を出せないのは当たり前ですが、それを自覚した上で練習を続け、その段階毎に演奏を楽しもうとする事と、自覚の無いままにギィ−ギィ−やって悦に入る事とは話が全く違います。

初心者の遥か延長線上にはプロのような美しい音色もあるでしょうが、「無自覚な自己満足ギィ−ギィ−」の先になど絶対にありません。

私の言っている「質の違い」とはこの事です。
それは完全な別物なのであって、「水準の違い」なのではありません。

話が散らかってきました(汗)

最後にもう1つ。

「分かってから励む。分かったから励む」ではありません。

「分かるために励む」のですよ。

「自分は分かっている」と思いたいお気持ちは十分理解出来ますが、「頭では分かっているんだけど」というのは私に言わせれば全く分かっている事にはなりませんので。

辛口御容赦下さい。
Posted by 華亭 at 2012年07月05日 00:07
華亭先生には、いろいろアドバイスいただき大変感謝しております。

初っ端にお話しておけばアドバイスの方向もちょっと違うものだったかもしれませんが、実は私にとって書には2つの取り組み方があり、1つ目はただの遊びで、2つ目は書の真実を知る事です。

まず1があり去年、100円ショップで小筆と墨汁買ってテキトウに孔子廟堂碑のまね(信じられないでしょ?私も。)を始めたんです。あまり良い筆でなかったのですぐに600円のに変えましたが同じでした。フデでなくウデっていう事ですね。


舐めていたせいか、全く上手く書けない。(当たり前中の当たり前。まあ、その上手いの判断基準もマイレベルですが。)そもそも筆で字を書いた事がなかったですから。また、にじむと厄介だからにじまないノートに書いて。

中国には実に様々な字体があり、まあ、これはそれぞれが自分のスタイル作って書いているんだろう、絵でも歌でも自分のスタイル作るからなあ、程度の理解で。

それでもう少し上手く書こうと思い、ネットでいろいろ見始めました。石飛さんのリズミカルなトン、スー、トンは分かり易かったが、別の達人らしき者はまず筆先を妙に一瞬クネクネとさせてからグッと入れて、おもむろに横に動き出すので、不思議に思っていました。双雲さんも有名だけど、あの字はたいしたことないな、とか自由気ままに判定してました。

ところがです、華亭先生が、バネだとか立った線だとか言われて、クネっとしたS字の穂先の動きを見た時に、うーーん、これは深そうだな?と思いだしたのがついこの前です。

そいで今、そのバネ壷に足を取られて先に行けなくなり、本来の1の遊びができなくなっちゃったのです。たぶん先生は、遊びたければ勝手に一人であっちで静かに遊べ、って言われるでしょ? この遊びたいと学びたいが複雑に絡み合ってもがいているような状況であります。本物の楽しさは遊びの楽しさとは違うんだと言われると、またバネ壷でもがき出すのです。

今後ともよろしくお願いします。
また、長めで申し訳ありません。
Posted by nojio at 2012年07月05日 07:42
nojio様

細かい次第をお話頂き有難う御座います。

どうやら最初の添削時から私の話を一度に色々聞き過ぎて、完全に消化不良を起こしていらっしゃるようです。(自覚は無いでしょうが)

しつこいようですが、nojio様の仰る2つは共存出来ないのですよ(苦笑)

現時点ではとても納得して頂けないとは思いますが…

nojio様はこちら側の世界の入口に立ったばかりで何も知らない状態ですので、何故共存出来ないのかが(頭での理解や理屈ではなく)実感出来ないのです。

nojio様に限った話ではなく、初学者の人達皆さんに共通する事なのですが、自分がどれ程見当違いであったのかという事に本当に気付くのは、ず〜っとずっと後になってからです。

もしも今後も私の添削を御希望されるのでしたら、その「ず〜っとずっと後」にやってくる日を楽しみにしながら、今は私の話を「鵜呑みにして保留」として頂けましたら幸いです。
Posted by 華亭 at 2012年07月05日 17:54
はい、添削はしていただきたいと思っています。

前の1枚は一応自分で良く書けたと思って送ったら、いろいろ添削されて、なるほどなるほど、そこがポイントか、と起筆や線について全く知らなかった部分がわかり大変意味あるものでした。

それで、今その方向で書いたものが何枚かあるのですが、どうもダメ、これは間違いなくここが直されるな、と思うと郵送できないのです。自分でも一見して分かるほどダメな線を直していただいてもしょうがないですから。

ゆっくり動かすから線がフラフラしたり、各線の傾斜がくずれたり、太さも途中で変わったり、にじみすぎて頭でっかちだったり、まあ基礎の基礎で欠点だらけです。字にバネが効いているかいないかとかのレベルではないです。

今までのポイントをマスター出来たなと自分で思ったら是非先生のご添削を受けたいと思いますので、しばしのお時間を賜りたいと思っております。

こちら側の世界とは?
それはどんなすばらしい世界なのか?
大変興味がありますので気力の続く限り励みたいと思ってます。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by nojio at 2012年07月06日 07:15
nojio様

添削ですが、「もう少しちゃんと書けてから」とか考えないで下さい。

私が見たいのはnojio様が気にしていらっしゃるのとは全く別の点ですので。(これは「見当違い」と申し上げたそのほんの一例ですよ)

私は「ちゃんと書けているかどうか」については殆ど重視しません。

きつい言い方になりますが、仮に皆さんが自分で「ちゃんと書けた」と思えたところで、私から見ればどれも同じように「書けていない」のですし、そもそもその判断が御自身でつかないからこそ学んで頂くのですから。

私は「ちゃんとした練習が出来ているか」が見たいのです。

ですから「今までのポイントがマスター出来たら」とか考えないで下さいね。

宜しくお願い致します。
Posted by 華亭 at 2012年07月06日 08:09
はい、詳しいご説明をいただきましたので練習の方向は認識しています。

ただ、正直に言いますと、ポイントである、立った線と立っていない線の違いがいまいち良く分かっていません。このあたりの識別眼が持てるまでにまだしばらくかかりそうですね。

筆圧がすっぽ抜けてかすれている線と、良く作品で見るのですが、圧は維持していても筆が早く移動したせいか、墨が少なめ、濃い目だったのか?でかすれた線になる場合との違いが分かっていないです。先生の A.こぶ付き、B.こぶ無し、C.起筆なしのすっぽ抜け、をじっと睨んでいるんです。

つまり、初っ端でしっかり押し込んだ後、ゆっくり筆を移動するとどうもフラフラするからもう少し早く動かせばブレが少なくなると思うのですが、そうするとかすれに近づくようで。そういうかすれと、すっぽ抜けのかすれは違うのだろうか? 今、秒速3-4cmくらいで送筆しています。

石飛さんのトンスートンは非常に早いがかすれないのは筆圧のせいか?それともたっぷり墨を含ませて1本だけ引いているから単にかすれないだけのか? いかにも素人的見方ですね。。。

とにかく練習はしていますので。

では、失礼します。
Posted by nojio at 2012年07月07日 07:34
nojio様

メールにて御返事させて頂きます。
Posted by 華亭 at 2012年07月07日 09:26
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック