2006年09月01日

博物館、美術館に行こう。その3

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前回は『東京国立博物館』でした。

今回は『書道博物館』です。


JR鶯谷駅から徒歩10分くらい、子規庵の向い側です。

場所がちょっと分かりにくい上に、ホテル街のど真ん中にあるので、女性が一人で行くと途中でひるんでしまうかもしれません。(そのくらいホテルだらけ)

ここは中村不折という人の個人収集品がもとになっている施設で、不折の死後、中村家によって管理が続けられていたようですが、数年前、台東区に移管されました。

常設タイプの博物館で、いつ行っても十分に楽しめますが、年に数回、テーマを絞った内容の展示を行っているようです。


ここの収蔵品のレベルも極めて高いもので、お薦めを挙げようとするだけで大変なことになってしまいますから、収蔵内容についてはHPで確認して下さい。

そしてここの特徴は何と言っても、墓誌銘などの石刻がむき出しのまま展示されている、ということでしょう。

普通、展示品というと、ガラスケースの向こう側にある、というのが当たり前の姿ですが、ここでは正にむき出し、おもむろに、しかも所狭しと置かれています。

「展示品には手を触れないで下さい」

というのは、見る側の当然の最低限マナーでしょうが、マナー違反されることも覚悟の上での展示としか思えません(苦笑)

正直に懺悔すると・・・

私も触っちゃったこと、ありますっ!

ごめんなさい!!


石刻文字は、通常は拓本の状態になったものを目にすることが殆んどだと思いますが、実際に石に刻まれた姿を見ないと気付かないこともたくさんあります。

触れないまでも、限りなく顔を近付けて、色々な角度から見てみましょう。


石に刻まれた文字はいわば立体ですから、色々な角度から見てみるというだけでも、拓本から受けるのとは全く違う印象を受けると思います。

光の当たり方ひとつが変わっただけで、文字から受ける全く印象が変わってくるのですから、面白いですよ。

「石刻文字は石に刻まれた状態で読まれることを前提としているのであって、拓本にとられた状態で読まれることを念頭に刻まれているわけではない。」

というような話も、実物を見てみることによって初めて

「なるほど」

と思えるのではないかと思います。


前回お話した『東京国立博物館』と近いので、以前はよく、一日かけてここと東博をはしごしたりしましたが、さすがに2ヶ所をじっくり見て回るとヘトヘトになるので、近いからと言っても余程体力に自信の有る人以外には「はしご」はお薦めしません。


今回はここまで。

次回は『三井文庫』です。

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。
posted by 華亭 at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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