2006年08月20日

習い方その3

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前回は添削を受ける際、

1枚は自分の感覚からすると「大きい(A)」と感じるもの。

1枚は自分の感覚からすると「丁度良い(B)」と感じるもの。

1枚は自分の感覚からすると「小さい(C)」と感じるもの。

の3枚を先生に見せる。

というところまででした。


3枚とも見た先生がもしも

「小さ過ぎるなぁ」

と言ったとすると、

あなたが「大きい」と感じながら書いたもの(A)ですら、まだ小さ過ぎる、ということになります。

ですから次に書く時には、少なくとも「Aよりも明らかに大きいもの(更に大)」を書かなければ意味がありません。

「更に大」になるように意識しながら、新しいA、B、Cを設定して書きます。


反対に

「大き過ぎるなぁ」

と言ったとすると、

あなたが「小さい」と感じながら書いたもの(C)ですら、まだ大き過ぎる、ということになります。

ですから次に書く時には、少なくとも「Cよりも明らかに小さいもの(更に小)」を書かなければ意味がありません。

「更に小」になるように意識しながら、新しいA、B、Cを設定して書きます。


先生がAを選んだとしたら、あなたが「大きい」と感じた大きさは、実は丁度良かったのかもしれません。

ですから次に書く時にはAの大きさを「丁度良い」大きさであると仮定して、新しいA、B、Cを設定します。


先生がCを選んだとしたら、あなたが「小さい」と感じた大きさは、実は丁度良かったのかもしれません。

ですから次に書く時にはCの大きさを「丁度良い」大きさであると仮定して、新しいA、B、Cを設定します。


先生がBを選んだとしたら、あなたが「丁度良い」と感じた大きさは、本当に丁度良かったのかもしれません。

ですから次に書く時にはBの大きさを「丁度良い」大きさであると仮定したまま、AとCの範囲を狭くして新しいA、B、Cを設定します。


後はこの「自分の感覚を修正する」という作業を繰り返していけば、いつかは本当に丁度良い大きさに辿り着けることになりますし、その時には自分の中の感覚自体が丁度良い大きさを判断出来るようになっているはずです。


実際には文字の大きさの話だけではなく、様々な要素が含まれた上での試行錯誤になるわけですから、これほど単純にはいかなくても当然ですが、添削の受け方として、こういった意識を持っているかどうか、それが何よりも重要です。

習い方の上手な人というのは、こういった「自分の感覚に対する答え合わせと修正」を、試行錯誤として無意識で繰り返しているものなのです。


さて、この作業の繰り返しにも、実はコツがあります。

特に先生に
「大き過ぎる」とか「小さ過ぎる」とか言われてしまった時、少しでも早く丁度良い大きさを知る為のコツです。


それについてはまた次回に。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。
posted by 華亭 at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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