2011年09月26日

汚さない。その2

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早速前回の続きです。(前回を未読の方はそちらを先にどうぞ。)


大人の皆さんは手を真っ黒けに汚してしまう事こそないかもしれませんが、

「自分の動作とそれによって起こるであろう結果に対して無頓着」

という点に関しては、とても子供の話として笑ってなどいられない、という人も少なくないはずです。


「自分は大丈夫!ぜ〜んぜん問題ありませ〜ん!」

と思ったあなた。

ほら、あなたです(笑)


例えばですねぇ。

あなたの字が先生に何度言われても手本よりもずっと大きくなってしまうのは何故なのでしょう?

あなたの字が何度言われても墨量不足になってしまうのは何故なのでしょう?

ほら、急に思い当たり始めたでしょ。


この辺の問題の詳細については既にこのブログで考察してきているので、具体的内容についてここでは繰り返しませんが、それらも一言で言えば、

「自分の動作とそれによって起こるであろう結果に対して無頓着」

という事に共通する問題に原因があるのだと思うのです。


「無頓着」と言われて面白くなければ、

「筆を持つ前の意識不足」

といういつもの話に置き換えたら納得しやすいでしょうか。


「え〜?何で急に話がそこに飛ぶの?」

と思ったのならもう少し考えてみましょう。


私がいつもする「筆を持つ前の意識」を高めておくという話は、「これから書こうとする」という自分の動作に対してしっかりとした問題認識を持っておくという事に他なりません。

「大きくなってしまう」という例で言えば、手本よりも大きくならないようにするにはどうしたら良いのか、何をしてはいけないのか、をしっかり把握しておかなければならないという事です。

ここが疎かだったり無頓着だったりするからこそ、何度書いても手本よりもずっと大きくなってしまうのです。


「それによって起こるであろう結果」とは勿論「書いたもの」を指すわけですが、それをただ漠然と眺めているだけだったりするからこそ、次の1枚もやっぱり変わらず大きくなってしまうのです。


これは、考え無しにドボンと墨を付けて真っ黒けになっても気にしない子供と、状況としては何ら変わりがありません。


子供の手が真っ黒けに汚れてしまう事と、あなたの字が手本よりもずっと大きくなってしまう事。

この一見無関係に思える両者の問題の根本にあるのは、実は全く同じものなのです。


だとすると、前回の話も子供の話として笑ってなどいられないではありませんか。

そもそも「自分は問題無し」などと思っている時点で既に思いっ切りアウトなんですけどね(苦笑)


因みに

「上手な子は汚さない。」

という話が成り立つのなら

「汚さない子は上手に書く。」

という話も成り立ちそうですが、そこはそう単純にはいきません。

これに説明し始めると、「説明の為の説明」になってしまって脱線したままになってしまいますから省略です。


久し振りに長い文を書いたら話が散らかってしまいましたが(苦笑)、皆さんが普段の自分を振り返る為の一助になれば嬉しく思います。

今回はここまで。

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道 通信添削
posted by 華亭 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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