2011年05月13日

メモ(お説教)

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初学者が書を学ぶ上で、その上達を妨げている最も大きな要因とは何か?

これは一言で答えるのはなかなか難しい問題ですが、私が考えるにはやはり

「実際に筆を持って書く前の意識の低さ」

という事になろうかと思います。


「なぁ〜んだ、今更。いつもの話でしょ。」

と思った人は、これまでこのブログをよく読んできて下さった人だと思いますが、そのような人でも、この

「筆を持つ前の意識」

の密度を可能な限り高めるというのは、なかなか難しい事であろうと想像します。


これ無しに何となく筆を持ってみても、その結果として書いたものはやはり何となく書いた程度のものにしかなり得ません。

それは見るまでもない程に分かりきった事ですが、私がどれ程に口を酸っぱくして繰り返し言い続けても、皆さんなかなか本当の意味では身に付かないようです。

具体的な内容についてはこれまでに色々と書いてきているので、ここではいちいち繰り返しませんが、それら諸要素をなるべく無駄なく確実に理解習得する為の工夫と努力が、皆さん圧倒的に不足しているのが実情です。


平易な例を挙げればですねぇ。

メモですよ、メモ。


私はとにかくいつも同じ事しか言わないと言っても過言ではない程に、同じような話ばかり繰り返しますよね(苦笑)

要はそれだけ皆さんが私の言う事を本当には理解出来ていないからであり、繰り返し話さなければならないだけ重要な事であるからなのですが、聞く側(皆さん)からすれば、それこそ耳にタコが出来る程に聞かされ続けているわけです。

それならそれで、例えば私の決まり文句を箇条書きにしてまとめてみるとか、練習を始める前に注意すべき点について再度意識し直してみるとか、皆さんそれぞれ自分に合った方法で色々と出来るのではないかと思うのです。


その意味で最も手っ取り早い方法が、メモをとる、という方法なのではないでしょうか。


「言われると思い出すんですけど、つい忘れちゃって。」

なんて事を簡単に言う人に限って、私の話をメモしている姿など1度たりとも見た事がありません(苦笑)

こういう人は忘れるべくして忘れているとしか言いようがありません。


これらの話は

「何を学ぶか」

ではなく

「どう学ぶか」

という、これまたやっぱりいつもの話になるわけです(苦笑)


以前も何処かで書きましたが、言われた側(皆さん)はどれ程きれいさっぱり忘れていたとしても、言った側(私)は全て覚えていますから、

「あ〜あ、この人また忘れちゃってる…」

と思いながら、今日も同じ話を繰り返す、という事になるわけです。


それなのに何かにつけてはすぐに

「出来な〜い!書けな〜い!」

と騒ぐんですから、正直こっちも

「うっるさぁ〜いっ!!」

と言いたくもなりますよ。(苦笑)(実際には心の中で言うんですけどね…)


出来ない事は仕方ありません。

出来ないんですから。

私としても皆さんに対して出来ない事を責める気など全くありません。(何度も書いてきました。)

そもそも出来ない事を出来るようになる為に学んでいるのですから、

「出来なくて当たり前」

ですよ。


しかしですね。

皆さん余りにも「出来ない」と「やらない」を混同してはいないでしょうか?

混同しているというよりも、「出来るか出来ないか」という話以前の、「やるかやらないか」という部分が余りにも疎かになっている、と言うべきかもしれません。


「やるかやらないか」については私ではどうする事も出来ません。

「やるかやらないか」はあくまで皆さん自身の問題なのですから。


ついでに言えば、私はやらない事に対してだって、責める気など全くありませんよ。(これまた何度も書きました。)

それがその人にとっての書との関わり方なのですから、何の文句もありません。


ただですね。

「やるかやらないか」の部分をちっともやりもしないで「出来ない書けない」と言われても、そんなの知ったこっちゃないんですよ。(あ〜あ、言っちゃった。)


「非不能不成也」(能わずに非ず、成さざるなり)

という言葉があります。(前にも書いたかもしれません。)

「出来ないのではなくやらないのだ。」

という意味です。


いいですか。

あなたが「出来ない書けない」と思っている事、もう1度よ〜く考えてみて下さい。

「出来ない書けない」以前に、「やるかやらないか」の部分がすっぽり抜け落ちたりはしていませんか?

先生に何度も言われた筈の事、すっかり忘れてはいませんか?


どうしても忘れてしまうのなら、せめてメモくらい取りましょうよ。


というわけで、今回はお説教でした(苦笑)

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道 通信添削
posted by 華亭 at 04:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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