2010年11月17日

サイボーグ?

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突然ですが、と言うか書とは全く関係ありませんが(笑)、私は子供の頃から釣りが好きでした。

中断していた時期も長いのですが、会社勤めを辞めてからまた始めるようになり、結婚前は山梨県の河口湖等に通いました。

結婚後はなかなかそうもいきませんが、それでも今でも時々行っています。


但し行くとは言っても、今では家族をそっちのけで1人で河口湖に釣りに行くなんて事は到底許されないので(苦笑)、最近では家から自転車で5分程の多摩川で、自作した「コ式」と呼ばれる仕掛けで鯉を釣っています。(「コ式」って何?という人はネットで調べて下さい。)

なかなか時間が取れないので、たま〜に行っても2時間程度しか出来ないのですが、それでもその時間は完全に釣りに集中していますから、日頃ストレスが溜まりまくった状態の私にとっては良い気分転換になるんですね。

2時間程度の釣行でも、調子が良いと60cm〜80cm程度の鯉が4〜5匹釣れたりしますし、何度釣ってもヒットした瞬間は心臓バクバクですから(笑)、ついつい時を忘れそうになる事も珍しくありません。


そもそも2時間という時間を作り出す事自体、非常に困難な上でのやっとの事での釣行ですから、密度の濃い時間にしたいと思うのは当然の事ですが、行く準備をこっそりしているところを4歳になったばかりの息子に見つかってしまうと、「いっしょにいく〜っ!」と猛烈にせがまれてしまい、仕方無く一緒に連れて行く事になります。

ですが、案の定すぐに飽きてしまってダメですね(笑)

人にもよるでしょうが、私にとっては釣りは1人が1番です。

と言うよりも、1人になりたくて釣りに行くのかもしれません。


ここまで読んで、皆さんきっと

「おいおい。今回は何の話なんだ?」

と思ってますよね(笑)


このブログの読者の皆さんも、このブログの通信添削を受けている皆さんも、私の教室に通っている皆さんも、当然の事ながら私との接点は「書」ですよね。

そしてこれまた当然の事ながら、話の内容もその殆どが書に関する事です。


するとですね。


時々私の事を「書道サイボーグ」みたいに思っている人がいるんですよ(笑)

頭の中は1から10まで書の事ばかりで、日常生活も何も関係無く、世間からも隔絶した暮らしを送りながら、ただひたすら黙々と書き続けているかのようなイメージを持つらしいのです。


全然違いますよ〜(笑)


先述のとおり気分転換には釣りにだって行きますし、スノーボードもここ何年も行けないままですがホントは大好きです。

音楽も学生の時にはギターで飯を喰っていけたらと本気で考えていた程好きですし、パソコンはSEやプログラマーの仕事をしていたくらいですから今でも多少は扱えます。

つまり、あれやこれやとやってきたんですよ。


確かに結婚前には「書道サイボーグ」に近い時期も随分長い間ありましたし、今でも正直言えば釣りの最中ですら頭の片隅にはいつも字の事が残ったままで、朧気に浮かんだまま具現化出来ずにいる作品のイメージがもどかしく脳裏にちらつき続けています。

ですが、私も世間一般の皆さんと同じように、毎月公共料金を払い、毎年健康保険税や固定資産税の額に腹を立てながら溜め息をつき(苦笑)、3人の子供の事では色々と頭を痛めながらも親バカな面も持つ1人の父親に過ぎません。

時には日常から完全に乖離した状態で書に浸りたいと思う事もありますが、それでは生活が成り立ちませんし家族を養えません。

色々な意味で現実と折り合いをつけながら、矛盾や妥協を飲み込みながら、それでもどうにか頑張っている、という事でも皆さんと同じでしょう。


つまり、書の先生と言っても、皆さんが期待する程には変わり者ではないんですよ。

尤も、そう思っているのは私自身だけで、周りから見たら十分に変わり者だという可能性は否定出来ませんが(笑)


仕事の性質上、日常の時間のどこまでが仕事なのか境目がはっきりしていませんし、テンションをカリカリに上げて作品を書いている時などは妻に言わせると

「怖くて声をかけられない。」

そうですから(笑)、妻はきっと色々と気を遣ってくれているのでしょう。

ですから少なくとも妻にとってはとても厄介な夫なのかもしれません(苦笑)


それでもやはり私は「書道サイボーグ」などではないと思っていますし、そうはなりたくないとも思います。

要は、書の事だけしか知らないような視野の狭い人間であってはならないと思うのです。


この辺りは人によって考え方が二分するところかもしれませんね。

「この道一筋」

みたいな生き方の方が美徳とされやすいでしょうから。


私は書道エリートではありませんし、書壇の出世街道からは完全に落ちこぼれていますから(笑)、その分冷静な、と言うか冷めた目を持っているのかもしれません。

しかし、特に私のような仕事は皆さんに「先生」と呼ばれる仕事なだけに、一歩間違えるといくらでも勘違いしてしまう危険を孕んでいます。

「自分は特別なんだ。」

と。


しかしそのような勘違いのその先に待っているのは「まがいもの」という、目も当てられないような末路です。

普段どれ程「先生」などと呼ばれていようが、世の中から見れば書道界なんてものは極めて狭い、しかも閉鎖的でよく分からない空間でしかないのですから、それを忘れたままふんぞり返っていたのでは、それこそ滑稽の極みというものです。


そんな事にならない為にも、しっかりと地に足を着けた感覚を忘れてはならないと思うのです。

別に釣りに行ったからといって地に足は着かないでしょうが(笑)、魚は「先生」だからといって釣れてはくれませんから。

さて、今度釣りに行けるのはいつの事やら。


今回は正に「書道の話」とは名ばかりの、このブログらしい内容でしたね(笑)

でも少々脱線が過ぎましたかね。

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。
ラベル:通信添削 書道
posted by 華亭 at 02:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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