2010年11月05日

専門用語

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前回(と言っても随分前になってしまいましたが)「質問を募集します」と呼び掛けたところ、有難い事に数名の方からメールを頂きました。(嘘じゃありませんよ!ホントに来たんですから(笑))

但し内容的に個別にお答えした方が良いと思われるものだったので、いずれもここでの公開回答とはなりませんでした。

まぁ、その意味では予想通り企画倒れに終わってしまったわけで(泣)、記事のネタはやっぱり自力で考えるよりなさそうです。

とは言うものの、記事を書くのは随分と久しぶりなので、リハビリがてら、今回はこんな本を紹介してみます。


図説 書法用語詳解

図説 書法用語詳解

  • 作者: 森 高雲
  • 出版社/メーカー: 木耳社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 単行本




この本は書に於ける所謂専門用語について解説した本なのですが、実はこの本が特にお薦めというわけではありません。

「それなら何で?」

と思うでしょうが、早い話、この手の内容の本を、どれでも良いので1冊読んでみて欲しいのです。


随分以前どこかの回で書いたような気がしますが、とある事情でこの世界に飛び込んだ頃の私というのは、初唐の三大家が誰なのか、その代表作は何なのかすら知らない程、書に関して無知でした。

普通の順序なら腕と知識を充分身に付けてから、この世界に飛び込んでくるのでしょうが、私の場合、腕も知識も何にも無いままに飛び込んでしまったので、どちらも大慌てで何とかする必要がありました。

そんな事を言ってもそう簡単に何とかなるわけもありません。

腕の方はとにかく書くしかないのですから、ひたすら書きました。

そこでこれまた以前どこかに書いた1日14時間やら16時間やらの練習の話や、傘を使っての筋トレの話になるのですが、知識の方は何処から手を着けたら良いのかすら全く見当が付きません。

そんな私の目にたまたまとまったのが、この本だったのです。


「そもそも知識なんてそんなに必要?」

という意見もあるでしょう。

これについてはまた改めて書く事にしますが(次回はこの辺の話でもしましょうか。)、少なくともその時の私の場合、ある日突然「先生」と呼ばれる立場になってしまったのですから、

「先生が何にも知らないままじゃマズイでしょ(汗)」

という極めて現実的な必要に迫られての事だったのです。


この本が目にとまったのはホントにたまたまでしたし、そもそも当時の私に内容の良し悪しを判断出来る筈もありません。

ですからとにかく買ってきて、読んでみる事にしたのです。


この手の本はその内容的性格上、索引が付いていますから、所謂事典として使う事も出来るわけですが、私の場合にはとにかく最初から読んでいきました。

実際に書く中で事典として使う機会が訪れるのを待っていたのでは、一通りの内容ですら理解出来るようになるのに時間がかかり過ぎると思ったからです。


で、読み始めたわけですが、まぁ出てくる出てくる。

知らない言葉が次から次へと出てきます。

とりあえず最後まで読み通してはみたものの、すぐさまその全てを理解出来るわけもありません。

全くの消化不良状態でしたが、それでも10回程繰り返し読んでいるうちに、少なくとも言葉そのものに対する私なりの極めて上っ面な説明的理解だけは出来るようになりました。


暫く後、

「これ1冊だけだと記述内容に偏りがあるといけないな。」

と思い、この本以外にも何冊か内容的にも分量的にも似たようなものを読んでみたのですが、その際に、

「何それ?全然知らない。」

といった事はあまりありませんでしたから、繰り返し通読してみたのも無駄ではなかったのでしょう。

後はその内容について、それこそ実際に書いていく中で少しずつでも本当の意味での理解を積み重ねていくより無いのですから、それ以上は慌ててみても仕方ありませんしね。


さてこの本、最初に

「特にお薦めというわけではない」

とは書きましたが、この時の私のように繰り返し通読するには丁度良いのではないかとも思います。

何が丁度良いのかと言うと、分量的にです。

あまりにも簡略なものでは用を為さないでしょうし、かと言ってあまりにもボリュームのあるものでは通読するのが大変です。

その意味ではこの本は丁度良いところではないかと思うのです。

たまたま選んだ一冊でしたが、運良く当たった、といった感じでしょうか(笑)


勿論似たような内容のものなら他の本でも構いませんよ。

問題はこの手の本を読むか読まないかですから。

前述の通り事典的な使い方も出来るわけですが、取り敢えずは一通り読んでみて欲しいと思います。

この手の本を読んだからと言ってすぐさま自分の書がどうにかなってくれる筈もありませんが、読まないままの自分でいるよりは、僅かながらでも視点なり視野なりが変わってくると思いますよ。

当時の私がそうであったように。


ところで、今回この本を紹介するのに、Amazonで調べてみたら、こんな本も出ているようです。


続・図説 書法用語詳解

続・図説 書法用語詳解

  • 作者: 森 高雲
  • 出版社/メーカー: 木耳社
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本




私はまだ未読ですが、書店で見かけたら内容をチェックしてみたいと思います。



というわけで、今回はリハビリがてら本の紹介でした。


それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。
ラベル:書道 通信添削
posted by 華亭 at 03:29| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
以前の記事もゆっくり読ませていただいています。
知らないことばかりで勉強になります。

再開おまちしていました。
これからも楽しみに読ませていただきます。
Posted by 芝風 at 2010年11月10日 10:06
芝風様。はじめまして。
コメントありがとうございます。

今後も定期的に更新というわけにはいきそうもありませんが、
放棄してしまうつもりもありません。

暇な時にでもまた覗きにいらして下さい。
Posted by 華亭 at 2010年11月11日 01:58
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