2010年06月13日

右上がりあれこれ。その2

これまでの記事の一覧はこちらへ
記事の一覧です

通信添削についてはこちらへ
通信添削について』

メールによる御質問はこちらのアドレスへ
nonbirishodo@mail.goo.ne.jp

----------------------------------------------------------

今回は前回の続きです。

とは言うものの、数か月も放置してしまいました。

にも関わらず、通信添削を続けて下さっている方、心配してメールを下さった方、御質問のメールを下さった方達がいらっしゃいました。

何とも感謝で一杯です。

前回の続きを待っていた方、本当にごめんなさい。

諸事情が重なり、とてもブログのアップどころではなかったものですから。

正直今もその状況は変わらず、それどころか更に大変な事になっているのですが、今回は気合でアップします!


早速ですがこれを見て下さい。
右上がりその3−2

右上がりその3−3


AとBとではAが右上がり、Bが右下がりに見えるのが分かるでしょうか?

これは右端の尻尾の向きでそう感じる訳ですね。

次はこれです。
右上がりその4−6

右上がりその4−5


これもやはりAが右上がり、Bが右下がりに見えます。

下端の両端を結んだ線(赤線)はどちらも水平ですが(下図)、への字のように折れ曲がった部分の頂点が中心位置よりも右にあるか左にあるかによって、全体が右上がりに見えるのか右下がりに見えるのかが決まります。

頂点の位置によって、斜めの部分のうち左右どちらがより強く目に映るのかが変わってくるからです。
右上がりその4−3

右上がりその4−1


因みにより強く目に映る部分に青い線を引いてみました。
右上がりその4−4

右上がりその4−2


言うまでもありませんが、頂点が中心よりも右にあれば右上がりに、左にあれば右下がりに見えます。

つまりは頂点が中心にあったとすると、それは水平に見えるという事にもなります。


次は少しパターンを変えます。

これまでのものは1本の線自体がどのように見えるのか、という話でしたが、次は2本の線の位置関係によってどのように見えるのか、という話です。
右上がりその5−1


右上がりその5−2


言うまでも無く、Aが右上がり、Bが右下がりに見えます。(見えますよね?)


ところがですね。

この2本の横線の間に、1本の縦線が入っただけで、それを見落としてしまう人がとても多いのです。

右上がりその5−4


右上がりその5−3


上記の2図は先の図に縦棒を追加しただけのものですが、右上がり右下がりが分かりやすいように赤線を引いておきました。

これに似た例としては、「雨」の点々の部分が当てはまりそうです。


次はこれです。

右上がりその6−1


右上がりその6−2


これまたAが右上がり、Bが右下がりですね。(分かりますよね?)

2本の縦棒の上部を結んだ線によって、右上がりに見えたり右下がりに見えたりするわけです。


この場合もやはり、2本の縦棒の間に1本の縦棒が入っただけで、その点を見落としてしまう人が出てきます。

これも分かりやすいように赤線を引いておきました。

右上がりその6−3


右上がりその6−4


この例では、「光」の1画目から3画目までの形が当てはまりますね。


今回幾つか図示したように、図形として見ているのなら、

「何を当たり前の事を」

と皆さん思われるのでしょうが、これがいざ実際の字の中の場合となると、途端に滅茶苦茶な事をやり始めるから困るのです(苦笑)

今回は極めて基本的な例を挙げたに過ぎませんが、それでも普段書いている字をもう一度見直してみると、「当たり前」等とは言っていられないのではないかと思いますよ。

右上がりになるのにも、右下がりになるのにも、全てにはちゃんとした理由があるのです。

何となくそうなっているのではないのです。


今回はここまで。

次回はいつになるか正直見当が付きませんが、このブログを止めてしまうつもりもありませんので、また気合でアップしたいと思います(笑)

それではまた。

----------------------------------------------------------

初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

nonbirishodo@mail.goo.ne.jp


定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道 通信添削
posted by 華亭 at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック