2009年11月08日

真っ直ぐ。その2

これまでの記事の一覧はこちらへ
記事の一覧です

通信添削についてはこちらへ
通信添削について』

メールによる御質問はこちらのアドレスへ
nonbirishodo@mail.goo.ne.jp

----------------------------------------------------------

前回はさんざん長話を続けたにも関わらず、「東京都」のうち「東」1文字までしか話が進みませんでしたね(汗)

早速続きといきましょう。

確認ですが、今は目安となる中心線が引いてある状態で書く場合として話を進めています。


さて、前回の最後に

「本当の意味で真っ直ぐに書けるかどうかは2文字目からが問題」

と言いました。

これは考えてみれば当たり前の話で、「曲がる」とか「ずれる」とかいうのは、「上の字に対して」起こる話ですから、本当の問題は2文字目であるここからなのです。


実は前回の「東」一文字についてのみ考えても、2画目以降が「曲がる」とか「ずれる」とかいうのは、1画目の横画に対して起こるわけですから、1文字目に対する2文字目以降の場合と話は全く同じなのです。

ですから一文字書くのに無頓着な人は2文字目以降の位置について意識しながら書けるはずもありません。

だからこそ、前回あれ程にまで言葉を費やしてくどいまでの理屈を付けて説明したのです。

今回は前回の話を前提として進めますので、前回の話の途中で屁理屈に飽きてしまった人(笑)は、もう1度戻ってよく読み直しておいて下さい。


さて、「東京都」の「京」ですが、この字は幸いな事に1画目が真ん中に書くべき点ですから、話は簡単ですね。

「東」の縦画と同様に点を真ん中に書けば、つまりは中心線の上に書けばそれでOKです。


ところがですねぇ、これもまた驚くべき確率で皆さん出来ないんです。

「この点を中心線の上に書いて下さい。」

と言われればさすがに出来ますよ。

しかしそこまで具体的にはっきりと言われないと、皆さん何気に左や右にずれた位置に書いてしまうのです。

それでは真っ直ぐになど書けるはずもありません。


中心線の上に書くという事は、つまりは「東」の縦画の真下に書くという事です。

これがずれてしまうと、その時点で「東」と「京」は縦に真っ直ぐ並んでくれない事が決定してしまいますから、一点一画、常に強い意識を持ちながら書きましょう。


1画目の点が書けたら2画目の横画ですが、これは「東」の横画と全く同じ理屈ですからここでは繰り返しません。

左や右にずれたりしないように注意しながら書いて下さい。

念の為に一言だけ繰り返しますが、ここでも入筆位置に注意ですよ。


3画目以降の「口」の部分も「東」に於ける「日」の部分と同じ理屈です。

これも単なる図形として見るのであれば、誰も下図のAを見てBやCのようには描かないと思うのですが、文字の一部分になった途端、BやCのような事をやってしまいがちです。

「京」真ん中

「京」左ズレ   「京」右ズレ

B                  C


「口」の最初の縦画の入筆位置を決める前に、書き上がった時の「口」の位置、つまりは「口」の横幅がどのくらいになるのかまで想定しておく事を忘れてはいけません。


「口」まで書けたら次はまた縦画です。

言うまでもなく、この縦画は「京」の1画目の点の真下に書かなければならず、それは「東」の縦画から垂直に下りてきた位置でもあります。

必然的に中心線の上に書く事になりますよね。


ここまで書ければ「東京」という2文字が縦にきちんと真っ直ぐ並んでいるはずです。

後は残りの2画を書いて、ほら、無事に「東京」が真っ直ぐ書けました。


次は最大の難関である「都」なのですが、続きは次回に。

それではまた。

----------------------------------------------------------

初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

nonbirishodo@mail.goo.ne.jp


定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道 通信添削
posted by 華亭 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック