2009年08月20日

準備

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これまでこのブログでは、

「人各々が自分自身にとっての書との関わり方を見付ければ良い。」

という姿勢で様々な話をお伝えしてきました。


書との関わり方を筆を持つ頻度という観点で見たとすると、私はほぼ毎日必ずを持ちますが、「そうではない」、或いは「たまにしか持たない」、という人達も多いはずです。

私は「そうではない」「たまにしか持たない」という人達を非難したり否定したりするつもりなど全くありませんし、それがその人の書との関わり方であるのならば、それはそれで何の問題も無いとも思っています。


ところが中には

「気持ちとしては毎日でも筆を持ちたいんだけど…、時間が全然無いというわけでもないんだけど…、ついつい日ばかりが過ぎてしまって…」

という人もいるでしょう。


そのような人の場合、可能な限り

「すぐに筆を持つ事が出来るような環境を用意しておく」

という事で、随分と改善されるのではないかと思います。


要は「最初の一枚」を書き始めるまでが、ついつい億劫で腰が重たくなってしまうのでしょうから、それなら億劫に感じてしまう前に筆を持てるようにしておけば良いのでは、と思うわけです。


いつもながら当たり前の話をするようですが、極端な話、書く為の準備に毎回30分もかかるような状態では、誰だって書く気も失せるというものでしょう。

それとは反対に、机に座ったらすぐに書けるような状態になっているとしたら、億劫がらずに書き始める事が出来そうではありませんか?


「そんな事言っても、書専用の机なんて無いもの!」

という声が聞こえてきそうですね(笑)


確かに私の場合には仕事柄、自分の書専用の机がありますから、そのような準備をしておく事も可能なわけですが、殆んどの人はそうはいかないでしょう。

「家族が留守の間を見計らって食卓で書いている。」

といった感じの人も少なくないと思います。


しかし、普段の準備の過程をもう一度見直してみて、少しでも簡単に、最初の一枚が書き始められるような状態に出来るような工夫を考えてみるのも、決して無駄な事ではないと思うのです。

例えばホントに食卓で書いているのなら、別の部屋の片隅に仕舞い込んでしまっている道具一式をわざわざ書こうとする度に食卓のある部屋にまで運んでこなければいけないような事になっていないか、とかそういう事ですよ。


毎回きちんと墨を磨っていて、それが大変だというのなら、墨汁を使うというのも一つの選択肢です。

「墨汁なんて邪道だ!」

という人も少なくないでしょうし、

「墨を磨るのが面倒なくらいなら、そもそも書なんてやるな!」

という考えの人もいるでしょう。

ですが私の場合は、

「墨を磨るのにばかり時間を取られて、肝心の書く時間が無くなってしまうというくらいなら、墨汁を使ってその時間分だけでも筆を持って書いた方が良い。」

という考えなので。

勿論この考えには賛否両論あるでしょうが、これも1つの考え方である事も事実ですから、それを邪道とか何とか言うのは、少々違うようにも思います。


尤もこの辺の話というのは、性格的な部分に起因する部分も少なくありませんから、私のように典型的なO型人間の場合(笑)、あまり細かい事は気にせずに済んでしまうという事がありますし、反対に几帳面な人にとっては、毎回もっときちんと準備と片付けをしないと気分的にダメという人もいるでしょう。

それならそれで、その人なりの改善点を見つけようとすれば、1つや2つくらい、探せるものですよ。


日頃何となくそれが当たり前としてやり過ごしてしまっている事を改めて見直してみる。

これは書そのものにも当てはまる話ですが、今回はその準備についても同様の見直しをしてみよう、という提案です。

それによって、皆さんがこれまでよりもほんの少しでも気軽に筆が持てるようになるとすれば、私としてもこんなに嬉しい事はありません。


というわけで、今回はここまで。

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道 通信添削
posted by 華亭 at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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