2008年12月03日

コンプレックス

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私には以前からコンプレックスがあります。

何かと言うとですね。

「熱狂」出来ないんです。


今回もまた

「は?いきなり何の事?」

と言われてしまいそうですね(笑)


どういう事かと言うとですね。

何に対しても、「熱狂的」と呼べる程にまで自分の中の温度が上がらないんです。


「え〜?だって書はどうなの?」

と思われるかもしれませんが、書でも話は全く同じですし、書でも全く同じだからこそのコンプレックスなのです。


「熱中」はします。

それはそれはとことんします(笑)


ですが、どれ程「熱中」したとしても、何処かに冷静なままの自分が残っていて、とても「熱狂」と言う程にまでは至りません。


下世話な例えになりますが、好きな俳優に会う為になら何処まででも出掛けて行ってしまうような人、行かずにはいられない人、いますよね。

それから野球やサッカーで、自分の好きなチームの応援の為になら他の全てを投げうってでも、という人もいます。

他にもたくさん例は挙げられそうですが、とにかくこういった「熱狂的」な行動を可能にする温度というのが、私には感覚として理解出来ないのです。

元来が怠け者な私ですから(苦笑)、行動を起こすのについつい二の足を踏んでしまうと言ってしまえばそれまでなのですが、それにしても、想像すら難しいというのが本音です。


その代わりと言っては何ですが、一度「熱中」と呼べる程の温度にまで上がってさえしまえば、ちょっとやそっとでは下がりません。

云わば「熱し難く冷め難い」といった感じでしょうか。


話が逸れますが、以前私は趣味で音楽や釣りやスノーボードをやっていましたが、それらも私が「熱中」しているうちに周りの友達はいつの間にか飽きてやめてしまい、気が付いたら続けているのは私だけ、といった事ばかりでした。

音楽はかなり本気でやっていましたしちょっと話が違いますが、釣りもスノーボードも、一人で行くようになってからの方が自分の好きなように集中出来て、思う存分楽しめた事を覚えています。(確かに少々寂しくはありましたよ(笑))

尤もこれらの趣味は結婚を機に全て自分の中で完全に封印してしまいましたので、仮に封印しなかったとして、あのまま今でも続けていたかどうかは何とも言えませんが。


とにかく、「熱狂」派が沸騰したまま強火でいくのに対して、私の場合の「熱中」は弱火でトロトロとじっくり煮込む感じ、とでも言えそうです。

「それならそれでいいじゃないか。」

という意見は私も否定しません。

「熱狂」派というのは「熱し易く冷め易い」という場合が多いようですし、書のような地味で地道な蓄積が要求されるものの場合、それでは話にならないのですから。


ところが、です。

極く稀に、「熱狂的」に沸騰したまま、いつまでも何処までも、全く温度が下がらない人間というのもいるのです。

そういう人を見ると、どうしても熱狂出来ない自分に強いコンプレックスを感じるのです。

「この人には敵わないかもしれない…」

と。


そもそも書とは勝負事ではないわけで、敵うとか敵わないとかいう類の話ではないのですが、それでも

「自分はこの人と同じ場所には辿り着けないのかもしれない。」

という思いはどうにもやりきれません。


実際には、沸騰したまま強火をいつまでも持続するのと、弱火でトロトロといくのとでは、全く異なった質の結果になるのでしょうから、

「これが私の質なのだ。」

と考えるより無いですし、仮に

「それなら『強火でガンガングツグツ沸騰したまま』みたいになりたいのか?」

と訊かれたらきっと

「いえ…やっぱり遠慮しときます…」

となるんだと思います(笑)


結局このまま変わらずコンプレックスを抱えたまま、と同時に自分をなだめて納得させながら、筆を持ち続けるんでしょうね。


皆さん、皆さんは「熱狂」出来ますか?


それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

ラベル:書道
posted by 華亭 at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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