2017年04月11日

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お久しぶりです。

4月3日の未明、私の師であった父が亡くなりました。

斎場の都合で日が経ってしまいましたが、今日、無事に告別式が終わりました。

90歳という高齢でしたし(私は父が43才の時の子です。)、もう2年以上も寝たきりの状態だったので、そう遠くはないうちにその時がやってくるという事を、家族は、そして恐らく本人も、ずっと前から覚悟していた中での最期でした。


私事で仕事を休む事をとても嫌う人だったので、亡くなった当日も、その後も、通夜(昨日)と告別式(今日)に重なってしまった以外の稽古の日程は一切休まずいつも通り行いましたが、当日、亡くなって僅か数時間後の稽古はさすがに精神的にキツかったですねぇ(苦笑)


書に於いて、私がどれ程に努力を重ね、自らの足跡を残す事が出来たような気になってみても、どこまで行っても、どの方向に進んでみても、そこには必ず父の足跡がありました。

父の足跡を見付けるその度に、言い様の無い大きな無力感に苛まれたのは事実ですが、それと当時に、父の足跡があるという事は、私の進んできた道は間違っていなかったのだ、という一種の安堵にも似た気持ちを覚えてきたのもまた一方の事実でした。

父は書について、具体的な事は殆ど何も教えようとはしませんでしたが、書との関わり方というものを、自分の姿を通してずっと私に見せ続けてくれていたのだと、今改めて思います。


亡くなる1週間くらい前だったでしょうか。

父に私の最近の作品の写真をスマホで見せながら、次回作の構想やこれから書いていきたいものについて、私があれこれ話した事がありました。

頷きながら話を聞いていた父は、

「不思議なものだなぁ。お前には何一つ教えてこなかったのに、ちゃんと、俺がやってきたのと同じような事を考え、同じようにやってる。よく頑張ってやってる。安心したよ。」

そう言って笑顔で何度も頷いてくれました。

書に於いて、父から「安心した」などという言葉を聞いたのは、その時が文字通り最初で最後です。

父の死後、母から聞いた話では、その日の父は私が帰った後も何度も「良かった。安心した。」と嬉しそうに話していたそうです。

子を心配する親心というものは、どこまでいっても尽きることがない、という事は、私も3人の子を持つ親としてよく分かりますが、この時の父の姿は、子として、弟子として、ほんの僅かながらでも父に安心してもらえる事が出来たのかもしれない、と私に思わせてくれるものでした。

そして、「お前の歩き方は間違ってなどいない。これからもそのまま進みなさい。」と言われたような気がしました。

今にして思えば、自分の最期が近い事を悟った父が、「安心した」と私に告げる事で、私を安心させようとしたのかもしれませんし、自分の死後に私が抱くであろう悔いを、少しでも軽くしようとしてくれた親心だったのかもしれませんが、いずれにせよ、今の私はその時の父のその言葉に救われた思いがしています。


これまでも「父に顔向け出来ないような仕事は絶対に出来ない」という思いがありましたが、父を失った今、その思いを改めて強くしています。

今の私は、父を失った悲しみと師を失った喪失感で、心の真ん中にぽっかりと大きな穴が開いてしまったような感覚ですし、

「これから先、父の足跡の無い場所にまで、果たして自分の力で辿り着く事が出来るのだろうか?」

という思いに押し潰されてしまいそうですが、「辿り着いてみせる」という強い気持ちを持ち続け、決して歩みを止めない事が、父が私に託した思いに応える事になるのだと信じて、これからも自分なりの歩みでやっていこうと思っています。

私は今47歳。

父が亡くなった90歳までは43年、その間、歩みを止めなければ、私にも父が見ていた景色を見る事が出来るでしょうか?

それには私も90歳まで長生きしなければいけませんね(笑)


今回の話、このブログの読者の皆さんには関心の無い、余りに個人的な話でしたが、私自身への決意として、ここに書き残しておく事にしました。

最後までお付き合い頂き有難う御座いました。


それではまた

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

尚、「この草書で書かれた文の読み方を教えて欲しい。」「この古典の訳を教えて欲しい。」といった主旨の御依頼は受けかねますので、何卒御了承下さい。

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定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。

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<通信添削について>

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  通信添削について


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<考え方>

筆を持つ前に一度立ち止まって考えてみた方が良いと思える事柄について、私の書に対する考え方の一端を書いています。

  基本って何?
  基本って何?その2
  習い方
  習い方その2
  習い方その3
  習い方その4
  向き不向き
  向き不向き。その2
  向き不向き。その3
  向き不向き。その4
  最初の一歩
  最初の一歩。その2
  最初の一歩。その3
  思ったように書けない時
  理屈って本当にいらないの?
  理屈って本当にいらないの?その2
  理屈って本当にいらないの?その3
  墨を付ける前に
  墨を付ける前に。その2
  言葉足らず
  同筆圧同速度
  同筆圧同速度。その2
  紙について
  紙について。その2
  紙について。その3
  思い違い
  思い違い。その2
  漠然と
  漠然と。その2
  基準
  基準。その2
  質と量
  質と量。その2
  質と量。その3
  「質と量」の補足
  たかが距離、されど距離
  たかが距離、されど距離。その2
  一を聞いて
  たかが照明
  真っ直ぐ
  真っ直ぐ。その2
  真っ直ぐ。その3
  真っ直ぐ。その4
  先ずは真っ直ぐ
  体幹の重要性
  所要時間に於ける違いについての考察
  手本と行間の関係
  元を辿れば
  元を辿ろうにも
  原寸大臨書について
  余白に対する意識。
  「文字」と「形」の問題。  
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<雑談>

書と直接は関係無いと思われる内容まで含めて、あれこれ書いています。
元々は上記の<考え方>のような内容やこのカテゴリーのような内容のブログにしようと思って開設したブログなので、<考え方>の記事とこのカテゴリーの記事が、最もこのブログらしい内容かもしれません。

  はじめました
  一番困る質問
  技術って本当にいらないの?
  技術って本当にいらないの?その2
  博物館、美術館に行こう
  博物館、美術館に行こう。その2
  博物館、美術館に行こう。その3
  博物館、美術館に行こう。その4
  博物館、美術館に行こう。その5
  博物館、美術館に行こう。その6
  まがいもの
  志半ば
  必要悪
  必要悪その2
  手紙
  ボールペン
  ボールペン。その2
  ボールペン。その3
  筆記具
  筆記具。その2
  筆記具。その3
  書の楽しさ。
  好き嫌いを越えたもの
  コツ?
  入り口はどっち?
  処方箋
  要注意
  分かっちゃいるけど
  人のふり見て
  どこがいいのやら?
  無意味
  鵜呑みにして保留
  例えばこんな場合
  なぞるだけ?
  20年間
  自分の書を載せない理由
  歩けないのに
  知ったかぶり
  ふと気が付くと
  自己分析
  人気
  人気。その2
  男は習い事が苦手?
  休みだけど
  どうせ失敗するなら
  梅雨時
  覚悟
  覚悟。その2
  覚悟。その3
  覚悟。その4
  自分の手に
  書けない
  気分転換
  感覚
  感覚。その2
  感覚。その3
  感覚。その4
  手先が器用
  手先が器用。その2
  刷り込み
  
  鏡。その2
  拍手
  倣書
  コンプレックス
  年賀状
  大晦日
  一年の計
  コメントへの回答です。
  オンライン添削考
  無名な有名人
  「書道」
  「書道」その2
  綺麗な字
  丁寧な字
  相性
  準備
  悩み
  手作り大福と書の共通点
  いつもの話ですが
  客観的に
  1年間を振り返って
  右上がりあれこれ
  右上がりあれこれ。その2
  職業選択の自由
  知識って本当にいらないの?
  知識って本当にいらないの?その2
  視点
  サイボーグ?
  大失敗
  コンピュータの出番
  忘年会にて
  子供の字
  ブログを再開する前に
  春の憂鬱
  メモ(お説教)
  縦書きについて
  右上がりあれこれ。その3
  考えてみれば単純な字間の話。
  違和感
  そりゃあ凄い。
  ひとりごと
  親切な先輩
  親切な先輩。その2
  汚さない
  汚さない。その2
  非日常への思いやり
  気にする。
  反省文
  独り言(負け惜しみ)
  禁止令
  平坦な道程
  意識
  問題に対する視点
  書を教えるという事
  「止まれ」を応用してみる。
  アプローチの違いに関する考察。その1
  アプローチの違いに関する考察。その2
  アプローチの違いに関する考察。その3
  アプローチの違いに関する考察。その4
  アプローチの違いに関する考察。その5
  夏休みなので
  知らないよりは
  謹賀新年
  イケメン福笑い?
  脳の使われ方の違い
  未来の為に今すべき事
  それが仕事となった時に求められるもの
  上達した結果
  手も足も出ない事の前に
  「正しい字」の不思議
  ずっと考え続けている事
  ずっと考え続けている事。その2
  書道教室の選び方
  「手本そっくりに」というお題目。
  
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<本>

お薦めの本について紹介しています。

  字書の話
  文庫本の実力
  字書(篆書の前に。その1)
  字書(篆書の前に。その2)
  字書(篆書の前に。その3)
  字書(篆書の前に。その4)
  字書(篆書の前に。その5)
  字書(篆書の前に。補足)
  文庫本の実力。その2
  文庫本の実力。その2の補足
  科挙
  補々
  文庫本の実力。その3
  文庫本の実力。その4
  これって何ていう字?
  書道講座
  普及版
  清人篆隷字典
  文庫本の実力。その5
  新装版
  専門用語
  『漢字字形の問題点』
  『常用字解』第二版

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<臨書のすすめ。全般>

このカテゴリーについては、ブログ開設当初は全く考えていませんでした。
しかし、目を背けたままでは話が進まないように感じ、少しずつ臨書の話をしてみようと思いました。
技法的な内容というわけではありませんが、臨書のきっかけとなってもらえたら、と考え書き始めたカテゴリーです。

  臨書のすすめ
  何から始めれば?行・草の場合
  何から始めれば?楷書の場合
  何から始めれば?隷書の場合
  何から始めれば?篆書の場合
  形臨をすすめる理由
  臨書が好きで何が悪い

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<臨書のすすめ。篆書>

  泰山刻石

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<臨書のすすめ。隷書>

  曹全碑
  乙瑛碑
  史晨前後碑
  禮器碑

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<臨書のすすめ。行書>

  集字聖教序
  興福寺断碑

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<臨書のすすめ。草書>

  書譜
  十七帖
  真草千字文
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<臨書のすすめ。楷書>

  九成宮醴泉銘
  前回の補足
  孔子廟堂碑
  高貞碑
  張猛龍碑
  三門記
  孟法師碑
  皇甫誕碑
  蘇孝慈墓誌銘
  美人董氏墓誌銘

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<臨書のすすめ。仮名>

  粘葉本和漢朗詠集
  和漢朗詠集の補足
  高野切第三種
  高野切第一種
  寸松庵色紙
  高野切第二種
  針切

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<篆刻のすすめ>

  何で篆刻?
  徐三庚の側款
  篆刻なのに?
  模刻するなら
  手間暇
  手間隙。その2

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<試食>

  右上がり?
  空間交錯
  ずれてる?
  ずれてる?その2
  少し違うだけで
  蜀素帖
  白黒反転
  形の話
  形の話。その2
  形の話。その3

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<小篆千字文について>

  小篆千字文(その前に)
  舞台裏
  舞台裏。その2
  潔白です(笑)
  小篆千字文の通信添削について
  折り返し
  それっぽい?
  ラストスパートなので・・・
  『小篆千字文』、終了です。
  反省

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<小篆千字文>

  小篆千字文1〜20
  小篆千字文21〜40
  小篆千字文41〜60
  小篆千字文61〜80
  小篆千字文81〜100
  小篆千字文101〜120
  小篆千字文121〜140
  小篆千字文141〜160
  小篆千字文161〜180
  小篆千字文181〜200
  小篆千字文201〜220
  小篆千字文221〜240
  小篆千字文241〜260
  小篆千字文261〜280
  小篆千字文281〜300
  小篆千字文301〜320
  小篆千字文321〜340
  小篆千字文341〜360
  小篆千字文361〜380
  小篆千字文381〜400
  小篆千字文401〜420
  小篆千字文421〜440
  小篆千字文441〜460
  小篆千字文461〜480
  小篆千字文481〜500
  小篆千字文501〜520
  小篆千字文521〜540
  小篆千字文541〜560
  小篆千字文561〜580
  小篆千字文581〜600
  小篆千字文601〜620
  小篆千字文621〜640
  小篆千字文641〜660
  小篆千字文661〜680
  小篆千字文681〜700
  小篆千字文701〜720
  小篆千字文721〜740
  小篆千字文741〜760
  小篆千字文761〜780
  小篆千字文781〜800
  小篆千字文801〜820
  小篆千字文821〜840
  小篆千字文841〜860
  小篆千字文861〜880
  小篆千字文881〜900
  小篆千字文901〜920
  小篆千字文921〜940
  小篆千字文941〜960
  小篆千字文961〜980
  小篆千字文981〜1000
  
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2016年06月25日

『常用字解』第二版

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先日、こんな本を買ってみました。

常用字解 第二版 -
常用字解 第二版 -

この本、随分と前に篆書学習に必要な字書について紹介した時にも触れた事がありましたが、現在出ているのはそれの「第二版」という事で、内容が改訂されているようです。

実はこの本、自分用ではなく、小学四年生の息子用に買いました。

息子は以前から字の成り立ちなどに興味があるようで、調べたい事がある時には私の『字統』や『金文編』を好きに使って良い事にしてあるのですが、さすがに『字統』はまだ難し過ぎるらしく、息子が『字統』を使う度に、「これって何の事?」「これってどういう意味?」と、私が質問攻めにあってしまいます(汗)

そこで、ふとこの本の事を思い出し、ポチッてみたのでした。

結果から言うと、息子くん、こちらが期待していたよりも遥かに激しく喰い付いてくれました(笑)

「こういうの、前からずっと欲しかったんだよね〜!!」

それはそれはよかった(笑)


ところで肝心の内容ですが、『字統』に比べると良い意味でずっと簡易なので、一般的にはこちらの方がかえって適しているのだろうと思います。

今回は息子用なので敢えて最新の「第二版」にしました。

「第二版」は平成23年の「常用漢字表」に対応させる為に、「初版」に196字を追加してあるようですが、それが無いからといって、どうにもならないという事もないでしょうから、その辺り、気にならない人は、「初版」が古本で安くポチれます。

常用字解 -
常用字解 -


「『字統』は良さそうだけど、自分には難し過ぎそうで・・・」

と『字統』購入に気後れしている方は、一度書店でこの本(『常用字解』)の中身を見てみると良いかもしれません。

それではまた。
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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

尚、「この草書で書かれた文の読み方を教えて欲しい。」「この古典の訳を教えて欲しい。」といった主旨の御依頼は受けかねますので、何卒御了承下さい。

nonbirishodo@mail.goo.ne.jp


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2016年03月15日

通信添削を受講中の皆様へ

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このブログの通信添削を受講中の皆様へ、今更ながらのお願いです。

既に皆様にもよくよく御承知頂いていますとおり、私は仕事の進捗次第で、それが夜中の2時であろうと3時であろうと、皆様への連絡のメールを時間にお構いなしに送り付けてしまう悪い癖がございます(汗)

これまでは幸いにも、その点についてお叱りを頂戴する事はありませんでしたが、これは皆様が私の常識外れに対しどこまでも御寛容であったからに他ならず、当然の事ながら、私が今後もそれに甘えさせて頂いて良い筈などありません。

ですので、本当に「今更ながら」で申し訳無いのですが、皆様の中で「夜中のメールは勘弁して欲しい」という方がいらっしゃいましたら、どうか御遠慮無くその旨お知らせ頂きたいのです。

これまで御迷惑をお掛けした皆様には、心よりお詫び申し上げます。

本当に申し訳ありませんでした。

今回の点ばかりではなく、私自身が気付いていないだけで様々な御迷惑をお掛けしている事も多々あろうかと存じます。

そのような際には御指摘賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

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「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

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「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

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2015年10月31日

「手本そっくりに」というお題目。

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随分と前に「形臨をすすめる理由」の回でも同様の事を書いていますが、私は普段の教室でも通信添削でも、

「とにもかくにも手本そっくりを目指してください。」

と繰り返します。

と同時に、

「結果としてそっくりに書けなかったとしても、気にする必要はありません。」

とも話します。


これだけ聞くと矛盾しているようですが、そうではありません。

「とにかくそっくりに」という本当の目的は、「そっくりに書けるようになる事」なのではなく、「そっくりに書けるように精一杯努める事で、書く際に必要な様々な感覚を磨く事」にあります。

そっくりに書けるように精一杯努めるその中で、四苦八苦し、悪戦苦闘する、その過程こそが、自身の感覚を磨いてくれるからです。

なので、その時点の結果として、手本とそっくりに書けなかったとしても、それは仕方がない事ですし、大した問題でもありません。

だからこそ、

「結果は気にする必要はありません。」

という話になるのです。


ところが、こういった話をすると、時々「手本そっくりに書けなかったとしても大した問題ではない」という部分のみを捉えてしまう人がいます。

「そっくりになんて書けなくてもいいんだ。」

という短絡的な捉え方です。


このような捉え方をしてしまう人の場合、こちらの真意は横に置いたまま、

「そっくりに書こうとする必要などないんだ」

と、曲解してしまいます。

結果、

「そっくりに書けるように精一杯努める」

という、感覚を磨く為に一番肝心な過程がすっぽりと抜け落ちてしまうのです。

これでは「そっくりに書けるように精一杯努める」からこそ磨かれるはずの様々な感覚は、当然の事ながら磨かれてなどいきません。


そもそも、「手本そっくりに」というのは、初学者の皆さんに「出来る限りの事をする」という意識を目一杯高めてもらうために掲げている言葉です。

換言すれば、「何となく」といった曖昧な意識を、その時点毎に出来るだけ払拭してもらうためのお題目なのです。

皆さんとしても、ただ「手本をよく見て書きましょう」と言われるより、「そっくりに」と言われる方が手本に向かう意識が高くなりませんか?

勿論、「そっくりに」と言うだけではその内容に一切の具体性がありません。(私が最も嫌いなパターンですね。)

ですから、実際の指導では、「それならどうすればそっくりになるのか」についての具体的なポイントを、その人のその段階毎に適した内容として、様々な角度から提示する事になりますし、それらのポイントを踏まえながら練習するからこそ、様々な感覚が磨かれていく事にもなるわけです。

とすれば、最初から「そっくりに」というお題目を放棄してしまったのでは、尚更どうにもなりません。


私が指導していて最も困るのは、その人が不器用であるとか、なかなか上達しないとか、そんな事ではなく、私の話を自分勝手な解釈で受け止めて、それをそのまま実行してしまう人です。

この場合、厄介な事に、当の本人にはその自覚が無い場合が殆どです。

私としては、指導する側としてそのような状態を看過出来ませんので、なるべく早い段階で軌道修正するようには努めるのですが、本人は自分なりに腑に落ちた状態での解釈とそれに基づく実行ですから、1度そのような状態に陥るとなかなか私の話に耳を貸してくれません。

理想で言えば、こちらが先手先手を打ってそのような状態にならないようにすべきですし、その為にこその指導する側の存在なのですが、私の想定を上回ってしまう事が少なくないのも事実です。


まぁ、早い話が私の指導する側としての力量不足という事なのです。

というわけで、最近のあれこれの自分の力量不足に対する反省を、自戒の意味を込めてここに書き残しておくのでした。

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2015年10月17日

「文字」と「形」の問題。

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前回と同様に、今回の話、普段の教室では色々な方達に繰り返し話し続けているので、てっきりこのブログでもさんざん書いてきたとばかり思い込んでいたのですが、通信添削を受けていらっしゃる方から以前御指摘を頂戴しまして、「書いてきた」というのはどうやら私の思い違いだったようなので、今回は改めてちゃんと書いておこうと思います。

これまでに触れた事のある内容と重なる部分も多々あるかもしれませんが、改めて内容をまとめ直し、という事で何卒御容赦ください。

因みに今回の内容は、以前触れた文字認識と図形認識に絡むお話です。


さて、やっと本題。

私は初学者の皆さんにとっての大きな問題の1つは、手本の字を「文字」として捉えてしまう事だと考えています。

そう言われても、

「字を『文字』として捉えるなんて当たり前の話だろ?」

と思われる人が少なくないのかもしれません。


結論から言うと、

字を「文字」としてではなく、「形」として捉える事が出来るかどうか、これが極めて重要だと思います。

私の指導経験上、この「形」として捉える感覚というのは、私から何も言われなくても最初から身に付けている人もいれば、何十年やってもなかなか身に付かない人もいるようです。


しかしそもそも「文字」の見た目を形作っているのは、それこそ文字それぞれが持っている「形」のはずです。

にも関わらず何故、人は「文字」を「形」としてではなく「文字」として認識するのでしょう。


文字それぞれが本来持っている「形」を単なる形ではなく「文字」として分け隔てているのは、他でもない人間自身の認識です。

例えば「あ」という文字を100人に書いてもらうと、実際には100通りの形を持った「あ」が出来上がるわけですが、私達はそこに顕れているはずの100通りの形の違いは無いものの如く、同じ「あ」として認識します。

これは、様々な種類の犬を見ながらも、ひとまとめに抽象化された「犬」として認識するのと似ていて、100通りの形を見ながらも、ひとまとめに抽象化された「あ」という文字としての認識です。(文字認識)

この観点からすると、字を「文字」としてではなく「形」として捉える、というのは、ひとまとめに抽象化された「あ」としてではなく、100通りの「あ」として捉える、という事に他なりません。(図形認識)


それでは何故、そんな必要があるのでしょうか?


たとえそれが無意識であったとしても、手本の字を「文字」として捉えてしまうと、本人がいくら「手本そっくりに書こう」などと思いながら手本を見ていても、実際には、あくまで「文字」としての「あ」として捉えているに過ぎない、という状態になります。

この状態では、100通りの「あ」が持っているはずの100通りの形を、それぞれ別々のものとしては認識しようとしません。

早い話が「読んでいる」に過ぎない状態です。

そして、ここが厄介なところですが、「文字」として捉えられた手本の「あ」は、それを書く際にも無意識のうちに、「文字」として捉えた感覚のままに「文字」としての「あ」として書かれてしまう事になるのです。

そうなると、既に自分の中に出来上がってしまっている「文字」としての「あ」の字形が、手本の字形とは関係無く出てきてしまうのです。

これでは手本を見ている意味がありませんね。


「いつまで経っても癖字が直らない」

と嘆く人がいますが、これもその典型的な症状です。

このような人の場合、文字認識でしか字を見たり書いたりしていません。

癖字を直す、という問題については、「癖字を直す」という意識ではなく、「癖字とは別の字形を新たに覚え直す」という意識がとても重要なのですが、それも、字を見たり書いたりする時に、「文字」としてではなく「形」として扱う、という意識を持てるかどうかにかかっています。

敢えて表記を区別すれば、「見たり書いたり」ではなく、「観たり描いたり」といった感じですね。


と、ここまで書いてきましたが、今回と同様の内容、やっぱりどこかで書いたような気がしたので探してみたら、、、

ありました!


形の話。その2」の回で、「ま」を例に挙げて説明しています。

う〜ん、完全にネタがかぶってしまいました(汗)

でもまぁ、せっかく書いたので、ボツにするのも勿体ないし(笑)、このままアップしてしまいましょう。

というわけで、「形の話。その2」の回を改めて読んでみて下さい。

それではまた。

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初めてこのブログを読まれた方へ。

いらっしゃいませ。

あれこれ思いつくままに書いているので、書道独特の専門用語や人名などの固有名詞に関しては、その都度解説を付ける事はしていません。

初心者の方や学び始める以前の方には難解な部分も多かったかもしれませんが、お許し下さい。


「一言書いてみたいんだけど、みんなに読まれてしまうコメントに書くのは何だか気が引ける・・・」

という方や、

「何だか下手な事を書いたら説教されそう・・・」

という方、また、通信添削について御質問のある方は、下記のアドレスまで御意見御質問をお送り下さい。

誹謗中傷を目的としたような常識に反するもの以外、お返事させていただきます。

尚、「この草書で書かれた文の読み方を教えて欲しい。」「この古典の訳を教えて欲しい。」といった主旨の御依頼は受けかねますので、何卒御了承下さい。

nonbirishodo@mail.goo.ne.jp


定期的にアップ出来ているわけではありませんが(正直言ってサボりがちです)、よろしかったらまた覗きにいらして下さい。
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2015年10月14日

余白に対する意識。

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今回の話、私にとっては改めて意識する事など無いくらいにいつの間にか当たり前のようにやっていた事なので、師に教わったわけでも何かを読んで身に付けたわけでもありません。

なので、世の中の書の先生達がどのように考え、どのように教えているのか、そもそもこんな話をするのかしないのか、といった事についても実は全く分からないのですが、私の中では極めて重要なポイントだと思っている部分なので、普段の教室でも、このブログの通信添削でも、頻繁にしている話です。


例えば「口」という字を手本を見ながら書く時を考えてみます。

「口」その1-1.jpg


皆さんの場合、手本を見ながら1画目から順番に「太さは?角度は?長さは?」と筆線に意識を向けながら書くと思います。

当たり前ですよね。

当たり前なんですが、私の場合、ちょっと違います。


手本を見たら先ず、筆線に囲まれている余白の部分(黄緑の部分)に意識を向けて、手本の余白の形と大きさをしっかりと掴みます。

「口」その1-3.jpg

そうしたら、今から自分が書く(まだ白いままの)紙面の上に、手本から掴んだ余白の形と大きさをはっきりとイメージします。
「口」その1-2.jpg


それから今度はその紙面にイメージした余白を「線で囲いこむ」つもりで書いていく、といった感じです。

勿論、「線」とは言っても筆線には形がありますから(「形の話」の回参照)、形を持った筆線で囲いこむ事になります。


どうでしょうか?

皆さんとは意識の仕方が反対と言うか裏返しと言うか、とにかく違うのが分かるでしょうか?

例えば1画目で言えば、私が気を付けているのは「1画目の長さ」なのではなく、「余白のAの長さ」なのです。
「口」その1-4.jpg

「同じ事だろう?」

と思われるかもしれませんし、確かに結果としては同じ部分の長さを意識している事に違いは無いのですが、その意識の中身はまるで違います。

皆さんの場合は、1画目、2画目、3画目、と書き進み、その結果として余白が浮かび上がる、という事になるわけですが、私の場合は余白ありき、書く前に既にその形も大きさも決定している、という事なんです。

皆さんの場合、この辺りが曖昧なままに書き始めてしまうので、書き上がった時に、

「口」その2-1.jpg


このように、外形は大体同じでも、よく見ると余白の形が全然違う、という事が起こりがちなのです。


今回の話、実は随分前に「書譜」の回で同様の内容についてほんの少しだけ触れています。

少しだけではありますが触れていますし、普段の教室や通信添削で余りにも日常的に「ここの余白を手本と比べてみましょう」といった話をしているので、とっくにきちんとした内容として記事にしてあるとばかり思い込んでいました(汗)

今回は説明の為に「口」を例に挙げたのでとてもシンプルな話でしたが、実際にはこれ程シンプルにいく時ばかりではありません。

しかし、私の場合にはありとあらゆる箇所に関して、線の部分ではなく線によって生まれる白い部分に対するこの感覚が働き続けています。

と言うよりも、私にとっては「字を書くというのはそういうものなのだ」と言える程に当たり前な話ですし、「それを抜きにして書けと言われても無理」と思える程に体の芯まで染み付いてしまっています。

これが良い事なのかどうか、正直に言うと私にも分かりませんが、この感覚が抜け落ちているが故になかなか上達していかない、というケースを指導の現場で数多く見てきたので、ここで改めて触れてみる事も無駄ではないように思い、今回の話となりました。

参考になりましたら幸いです。

それではまた。

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2015年08月12日

『漢字字形の問題点』

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今日、息子と久し振りに図書館に行きました。

息子の夏休みの宿題に読書があるのですが、そのネタ探しです。

息子の本はあっという間に10冊ほど決まったので、私自身が興味を持てそうな本が無いか、少し探してみる事にしました。


するとですねぇ。

凄いの見つけました!!


漢字字形の問題点ー併『平22、常用漢字表』追字批判ー -
漢字字形の問題点ー併『平22、常用漢字表』追字批判ー -


以前「正しい字の不思議」の回で、「正しい字」と呼ばれる字形の問題点について、ほんの数例を挙げて書きました。(内容的には殆ど私の愚痴でしたが)

早い話がこの本は、それをとてつもないレベルまで引き上げたような内容で、私の愚痴レベルなどとは比較する事すら躊躇われます。

著者による長年に亘る調査研究の一大成果と呼ぶべきもので、字形に於ける問題点について、極めて詳細な調査に基づく研究検討が行われています。


私はこの本の内容を見た時、極めて大きな衝撃を受け、感動すら覚えました。

この詳細な調査と研究は、結果として読む者に圧倒的なまでの説得力を示しています。

この本は書を教える事を仕事にしている私のような者だけではなく、教師、特に小・中学校の教壇に立っている者全員が読むべきだと、心底思います。


正しい字の不思議」を書いた時、他の例についても機会があったら書いておこう、と思っていたのですが、もうそんな必要などありません。

この本を読んで頂ければ、それで全て解決です。

というわけで、皆さんもお近くの図書館で探してみて下さい。

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2015年06月17日

お断りしています。

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このブログ、相変わらず殆ど放置状態が続いていますが、それでも毎日ある程度のアクセスがあるのは本当に有り難い話です。

また、殆ど放置しているにも関わらず、時々通信添削への問い合わせを頂いたりもするので、尚更有り難いと思っています。


そんな中、時々とても困る問い合わせを頂く事があります。

それは

「この碑のこの部分の訳を教えて欲しい。」

「草書で書かれたこの文の読み方を教えて欲しい。」

といった類いの依頼です。


結論から言えば、このような依頼は全てお断りしています。


先ずは碑文を含めた漢文の訳についての話ですが、漢文というのは大抵の場合、数々の古典を典拠とした引用などを多分に含んでいる事が少なくありませんし、しかもそれらについていちいち説明などしてくれていない、という事もあり、いわゆる直訳しただけではなかなか文意が見えてこなかったりします。

なので、本当の意味できちんと訳そうとすると、その辺りの詳細な説明までしなければならなくなり、とてもではありませんが、不特定の依頼に対してそんな手間をかけていられないのです。

更には、このブログを「簡単便利な翻訳サイト」のように思われてしまう事も、本意ではありません。

草書の解読についても同様で、「あそこに頼めば簡単に読み方を教えてもらえる」などと受け取られてしまう事は、正直なところ迷惑でしかありません。


なので、このような依頼についてのお問い合わせに対しては、その都度上記のような理由でお断りしているのですが、中には断られた事に逆切れして、「そんな事言って、本当はお前も分からないんだろう!」と喧嘩を売ってくる人までいます(苦笑)

しかし、私としましては、そのような人に私の知識のレベルを証明しなければならない理由などありませんし、その必要も感じません。

私の事を「口先だけのまがいもの」とでも思いたいのであれば、「どうぞご勝手に」といった感じなので、この手の喧嘩は一切買わずに完全スルーで済ましています。

そもそも私の知識のレベルについては、そのレベルが高いか低いかは別問題として、通信添削を受けていらっしゃる方達を始め、御理解頂いている方には御理解頂いているのですから。


というわけですので、今後もこのような依頼については一切お受け致しませんので、その旨、御理解下さい。

それではまた。

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2015年05月02日

書道教室の選び方

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このブログでこれまで頂戴した御質問の中で、度々受けるものが、

「書道教室を選ぶ際のポイントは何ですか?」

というものです。

考えてみれば、皆さん、いざ「書を学ぼう」とか「子供に習わせたい」とか思ってみても、一体どのような教室が良いのやら、判断のしようが無いのでしょう。


そこで少し考えてみますが、当たり前の判断基準として、先ずは場所。

これはそれこそ言うまでもありませんが、教室に通う事が前提の話なのですから、通いやすいに越したことはありません。

それから費用ですよね。

書道教室の場合、いわゆる月謝制になっているところが多いかと思いますが、月にいくらかかるのか、というのは当然気になります。


さて、問題はその次なのではないでしょうか?


その次の判断基準として、一体何を考えるべきなのか、これは難しいところかもしれません。

「いやいや、指導内容が気になるでしょ!」

と思われる方も少なくないでしょうが、そもそも、これから書を学ぼうと考えている、つまりは書について全くと言ってよい程に知識が無い方が、指導内容の説明を聞いてみたところで、一体どこまで本当にその良し悪しを判断出来るのか、といった問題が生じます。

仮に説明を聞いて「なるほどね〜」と思ってみたところで、つまりは納得したような気になっているだけの事に過ぎず、実質的には「納得出来ないままに選ぶわけにもいかない」という意味程度での判断基準にしかなりません。

口先の達者な説明を聞いて「なるほど!」とおおいに感心したとしても、それが教室の良し悪しとは必ずしも直結しない、などとは皆さんなかなか考えないのかもしれませんが、ここは一つ冷静になってみる必要があるように思います。


冷静になってみたところでその他に考えられそうな事と言えば、昇級制度の有無や「師範」などの資格の取得について、といった点かもしれませんが、この辺りについての私の考えについては以前述べていますので、ここでは繰り返しません。(「必要悪」の回参照)


とまぁ、こんな具合で、実際的な判断基準というのは実は有りそうで無い、という事になってしまいそうです。


それではどうしたら良いのでしょうか?


これはあくまで私見の極論に過ぎませんが、

「その教室の先生の手本のような字が書けるようになりたい。(子供に書けるようになって欲しい。)」

と思えるかどうか、これが極めて重要だと思います。


実は「手本」と一言で言っても、正に十人十色、先生の数だけ趣の異なった手本があるわけです。

試しに「書道 手本」とでも検索してみると、それこそ数えきれないくらいの様々な手本の画像が出てきますし、それらを見てみると、本当に色々な趣のものがある事が分かるはずです。

とにかく線は太く字粒も大きくどっしりと書いたもの、それとは反対に線も細目で繊細な感じのもの、きっちりとした印象のもの、緩い感じのもの、等々、見る人によって感じ方は様々でしょうが、決して一通りのものなのではない、という事は分かるはずです。

その中で、「こんな字が書けるようになりたい」と思える先生に学ぶのが一番なのではないか、と思うのです。


これは「手本の字の良し悪しを判断すべき」という話なのではありません。

そもそも、その手本の字の良し悪しについては正しい判断など出来ないのですから。

となれば、もう単純に、感覚として好きか嫌いかで考えるしかありません。

「そんなテキトーな」

と思われるかもしれませんが、これから学ぼう(学ばせよう)としている先生の字が、その時点の自分にとって「何だか好きになれない」といったものなのだとしたら、わざわざその先生に教わる気などしないというものでしょうし、反対に、「こんな字が書けるようになったら嬉しいな」と思えるようなものなのだとしたら、実際に学び始めても、自分にとって充実した時間が過ごせるのではないでしょうか。


実際に教室を検討する際には、「ネットでお気に入りの字を書く先生を見つけてそこに通う」というのでは、最初の判断基準である「場所」を無視する事になってしまいますから、現実的ではありませんよね。

勿論、「教室に通う」という学び方が自分の中での前提ではないのであれば、ネットで見つけたお気に入りの先生に「通信添削のような形での指導は行っていないのか問い合わせてみる」というのも1つの手かもしれませんが、「実際に教室に通う」という事で考えると、場所や費用が自分の許容範囲にある教室が複数見つかった場合、その中での最終的な選択判断基準として、その先生の字を見て判断する、という事になるのではないか、と思います。


何だか今回の話、実に当たり前の内容になってしまいましたが、既にどこかの教室に通っている方にとっては、

「先生の字、好きですか?」

と、置き換えてみると、改めて考え直す事もあるかもしれませんね。


それではまた。

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